2013年12月31日火曜日

Debian wheezyのデスクトップをCinnamonに変えてみた。

ドックはCairo-dockを使用


以前、デスクトップをMateに変えたが、今度はCinnamonをいじってみた。
すで多くの人たちがWheezyでのCinnamonDesktopの導入を行なっているので、
今更なのだが、少し以前と異なる状況が生じているようなので、少し
調べてみた。

まず参考にさせていただいたサイト

http://www.debianadmin.com/how-to-install-cinnamon-1-8-on-debian-7-0-wheezy.html

いろいろややこしく書いているがかいつまんで説明すると
Linuxmintdebian(lmde)のレポジトリーを利用して、
Cinnomonの環境をインストールしようというものだ。

実はSidにCinnamonがあったので、同じDebianのほうが
相性がいいかもしれないと考えて、Sidのレポジトリー
をいじって何とかしようとしたが依存関係で失敗した。

LMDEはDebianのTestingのレポジトリーを元にしており
先進的な作りのディストリなので、母体がDebianとはいえ、
異なるディストリ間のレポジトリーを導入することになる。
そこでできる限り最小限のデスクトップ環境を入れるにとどめた。

1)CinnamonDesktopの追加

基本的に以前MateにLinuxmintのMDMをいれた時と全く同じことをする。

まず管理者権限で端末を開き

#nano /etc/apt/sources.list

deb http://packages.linuxmint.com/ debian main upstream import
をファイルに添付。

nanoが使いにくければ、gnome環境からならgeditでもできると思う。
あるいは
$gksu nautilus
でファイルブラウザをルート権限で使ってsources.list
を開いて添付しても構わない。

貼り付けが終了したら
#apt-get update

もしくはSynapticマネージャーを開いて再読み込みを行う。

最後に、
linuxmint-keyring、cinnamonをSynapticマネージャーから
インストールしてログアウト 。(後にScreensavorもいれた。)
この際、以前やったようにMDMをインストールすることもできる。

(加筆1)
他の人のやり方を見てみた時にCinnamon-settingやCinnamon-session
をインストールすると書いているが、現在LMDEのレポジトリーから削除
されているようだ。 Gnome-settingやGnome-sessionが肩代わり
するので問題ないと思われる。
(加筆1終了)

再ログイン時にデスクトップの選択でCinnamonをデフォルトに
えらんでログインするとCinnamonのデスクトップになっている。

使用後は依存関係でエラーを出すのを極力防ぐため
すぐにLMDEのレポジトリーのチェックをはずした。

2) 日本語入力

デフォルトはUIMで最初から日本語入力はできるが
Ibus、UIMともにCinnamonのパネルとの相性が悪く、
有名なLの反転したような痕跡があらわれる。

1年くらい前から指摘があるのだが未だに修正されていない。

そこでFcitxを使ってみたところうまくいった。
Fcitxインストール後、
im-configの設定をいじってUIMからFcitxに変更してやると
自動的に起動する。

(加筆2)Fcitxインストール後、UIMが不要だと思い
削除したところ日本語入力不能になった。Fcitxの機能に
UIMが必須なのかもしれないので削除しないほうがよいようだ。
(加筆2終了)

Debianは初期状態ではフォントもほとんどはいっていないので、
最低限さざなみフォントや東風フォントをいれてやる。

またフォント設定用のファイル、
69-language-selector-ja-jp.confの設定が必要。
自分の場合はLinuxmintから借用したが、 ネット上のgithubなどから
コピーすることもできる。

gksu nautilusなどで /etc/fonts/conf.availに添付したあと
#ln -s  /etc/fonts/conf.avail/69-language-selector-ja-jp.conf  /etc/fonts/conf.d/
で/etc/fonts/conf.dにリンクを作ってやる必要がある。

3パネルのカレンダーの日付





以前にこれをいじった時、これが中途半端に日本語化されていたのが
気になっていて、もう少しなんとかならないかと思っていたのだが
今回、修正できた。
パネルのカレンダーをクリック>日付と時間の設定をクリック












上のようなウインドーがでるので
パネルの日付形式と日付アプレット内の日付形式
のボックスともに
 %m月%d日 %A %H:%M
と入力してやると




上のように漢字混じりで表示される。










2013年12月22日日曜日

Google-Chromeのflash使用時における文字化け

この間LMDEを使っていて、ブラウザのフラッシュの文字化けが
気になったのでさらに調べてみた。

最終的な解決法ではないが次のような方法もある
http://labo-of.com/?p=1075
を参考にさせていただきました。
こういった事情には本当に疎いので大いに助かりました。

これによるとgoogle-chromeは2重のフラッシュを
使っていることになり、この衝突が文字化けの原因
ではないかという事だった。

ただ自分の環境ではfirefoxでは文字化けは起こらない。
むしろgoogle向けのpepflashが悪さをしているように思えたので
そちらを無効にした。

早速、作業に取り掛かってみると
google-chromeのアドレスバー(一番上の段の奴)
chrome:pluginsと入力する。



上のような画面が現れるので、右上の詳細をクリックし、
下の方にスクロールしてAdobeFlashPlayerのところを注目



2Filesと書かれており、上に11.9のバージョン下に11.2のバージョン
の2種類が使用されているのがわかる。

最新の11.9バージョンが本来のグーグルクロムで使われている特殊なpepflashplayer
下のほうのバージョンの低いのがfirefoxなどに使われている
通常のデスクトップブラウザ一般に影響を与えるAdobeのFlashになっている。

ここで片一方を無効にするのだが、自分の環境下ではpepflashを使うと文字化けが
おこるのでバージョンダウンを覚悟の上で赤印で囲んだ上の方を無効にした。

これで一応フラッシュの文字化けは修まる。
ただブラウザゲームなどを行う際には、より最新のバージョンのフラッシュ
のほうが確実になめらかに動くので、広告の文字化けだけ
のためにここまでしなくてもいいかもしれない。

ただ単にニコニコ動画のコメントを打ったりする分には問題がないので
adblock等で広告のポップアップを防ぐという方法もある。






















2013年12月19日木曜日

Linux mint debian edition (LMDE)64bit mateをいじってみた。

体調が長らくよくなかったのでしばらくブログを休んでいたが
我慢できなくなってまたいじってしまった。
今回はLinuxMintDebian(LMDE)のMateをいじってみた。














LMDEのことを簡単に説明すると
LinuxmintがUbuntuから作られているのに対しLMDE
はDebianのTesting版から作られている。

一応、ローリングリリースであるためにLinuxmintのように
メンテナンス期間がなく再インストールやDist-upgradeの
必要がない。理論上ずっとつかえる。

ただし完全な意味でのローリングリリースではなく
セミローリングリリースと呼ばれている。

そのわけは一定期間(Pclosではポイントと呼んでいる)
を超えてしまうとうまくアップデートができなくなるからのようだ。

Pclosなんかだと今年(2013)は4期くらいに分けていたようだ。
LMDEの場合だとDebianのリリースとの兼ね合いもあるだろう。

要は、基本的にはローリングリリースだから
いつでもアップデートできるはずなのだが 、
あまりにも前にダウンロードしたファイルを使おうとしたり
長い間(半年くらい?)放置してしまうと
アップデートが出来なくなるかもしれないということだ。
 
なお、最近Linuxmintは横長タイプのモニターに解像度が対応しているため
古いモニターのPCだとLiveDVDが起動できない。
これは最近のUbuntuでもそうだったと思うので
DVDに焼く前に自分のPCで起動できるかは 確認しておいたほうがいい。

日本語化

日本語化はいままで何度も書いてきたので
気になったところだけ大雑把に書いておく。

(追記)公式日本語サイトができたので今後は
そちらを参考に日本語化されたほうが安全かもしれません。
 http://linuxmint-jp.net/download.html
こちらの方も、
日本語化の方法のひとつとして残しておきます。
(追記終了)

はじめはLiveCDで日本語化をはかったが
日本語フォントはsazanamiが入っていたくらいで
東風やVLなどは入っていなかった。

例によって69-language-selector-ja-jp.confが
入っていなかった。
ちなみにこのファイルはネット上(例えばGithub)
などに貼られているのでPlumaでコピーしてもってきた。

このファイルをルートのCajaで/etc/fonts/conf.availに移して
/etc/fonts/conf.dにリンクを作ってやった。

こうしてやらないとフォントが一部豆腐状態のままで日本語化できなかった。

(追記12/22)
上の作業でデスクトップの文字化けはなくなるのだが、今回なぜか
ブラウザ上のyoutubeでの広告のフラッシュがこれだけでは治らなかった。
 どうも中国語フォントの ttf-arphic-umingが原因らしい。

一応こちらのサイトを参考にさせていただきました。
https://sites.google.com/site/tetsuroweb/home/software/ubuntu/ubuntu-tips/flash-char-garbled

貴重な情報ありがとうございました。
これによると/etc/fonts/conf.availの設定を
いじらないといけないようだったが、不思議なことに
このフォントをインストールしてみただけで、
特に何の設定もせずとも文字化けが解消されていた。
(追記終了)


(加筆)その後、Firefoxではフラッシュの文字化けは解消したが、
結局Google-chromeでは解決せず、chromeはadblockで広告を遮断した。
LMDEに限ったことかもしれないが、こうしないと
コマーシャル終了後に画面がホワイトアウトして一切動画が見れなく
なってしまうという現象がおこった。
さらにその後Google-chromeのpluginからpepflashのみ無効に
してやることで一応広告の文字化けは解消された。
やり方はこの次のブログに書いた。(加筆終了)

ドライバー

Livecdの状態だとドライバーをいじれないのでハードにインストール
を行ったところ従来のJockyというソフトではなく
Device Driver Maneger(DDM)というものが使われていた。
早速Nvidiaのドライバーを入れようとしたところ
様子がおかしい。

スーパーユーザーで使えと書いてあるのに
どうも通常権限で実行しているようなので
コマンドを調べたところやはり、スーパーユーザーになっていなかった。
gksuをつけて
$gksu ddm
で無事にドライバーを入れることができた。

ここで確認のため
再起動をさせてみたところ
Plymouthの解像度がおかしくブートスプラッシュがやたらとでかい。

Grubを直接いじるのは怖いのでいろいろ調べたところ本家のLinuxmint
がStartupmanagerを使っていて、なぜかLMDEにはインストールされてなかった
ので、これをインストールしてスプラッシュの解像度を変更した。


日本語入力

ibusを入れてやった。
Synapticを使ってibus-mozcをインストール。
するとあとは自動で関係のあるものをインストールしてくれる。
menu>設定>入力メソッドでIbusを選択し
menu>設定>自動起動するアプリのところに
で追加をクリック
名前:ibus
コマンド:ibus−daemon -d
これでスタート時にibusのアイコンが立ち上がる。

ドック

ドックを入れたいと考えていたがcompizが使えないので
コンポジットをどうしようかと考えていたら
Mintdesktopという
アプリが作られていた。

具体的には
menu>設定>デスクトップの設定
ウィンドウのところでパフォーマンスのコンポジットを
使用にしてやった。

ここでcairo-dockをインストールしようとしたら
依存関係でMintdesktopが削除されるという表示がでた。

これではせっかく起動したコンポジットが使えず背景が
真っ黒になってしまうので、やむなくDockyで妥協した。

ながらくLMDEは本家と違ってPlymouthが不具合で入れられず、
ブートスプラッシュはなかったのだが、いつの間にか
入れられていた。

たぶん、将来的にはUbuntuバージョンより融通の効く
こちらのDebianエディションをメインにしたいようだ。

デスクトップに関しては
linuxmintはどちらかというとCinnmon押しのようで、
かなり肩入れしているようだが、どうも実際にはmateのほうが人気が高い。

(追記12/24)LMDEには関係ないが、大分まえにMedibuntuが
廃止になったそうなので、通常のLinuxmintの長期メンテ版を使っている人は
Repositoryから削除して置かないとアップデート時に不具合がおこるそうです。
(追記終了)

(追記1/6)あくまでうちのパソコン環境のせいかもしれないが
複数のタブを開くとブラウザが落ちることがある。(追記終了)








2013年8月17日土曜日

windows8.1を使ってみて気づいたこと

いつもながらアップするのが遅くて申し訳ないが
ウインドーズの無料実験版がまたつかえるようになっていたので、
久しぶりにウインドーズをインストールしてしばらく使ってみた。
その結果気づいたことを少しメモしておく。

1)デスクトップはどこに行った。


MSNのパスワードとログインパスワードが同一化されていて
ログインすると、いきなり、ブラウザのMSNサイトに接続されてしまう。
マウス の矢印を左下にもっていくとウインドーズのあの窓のアイコン
が表れてクリックしてやると、
あのメトロの分割されたソフトの選択画面(いわゆるコンソール画面)
に切り替わるのでそこから左下のデスクトップのところを選択すると
やっとデスクトップに行き着くことができた。

2)スタートボタンが無い。


タスクボタン(Linuxでいうところのパネル)
上にいわゆるスタートメニューが無い。
ブラウザだけならば最初からパネルにあるが
その他のソフトを選択するには一度 メトロのコンソール画面に
戻らないといけないようだ。

要するに以前はデスクトップに集中していたことがコンソール画面に
とって代わられていて、そこから始めるようになっている。

なおスタートボタンを復活させる
スタートボタンリバイバーのような
別のソフトを購入する必要があるようだ。

あとスタートボタンがないので、最初シャットダウンのやり方がわからず
難渋した。

結局、パネルの左下のウインドーズのロゴを右クリックすると
ウインドーが表示されてシャットダウンが選択できるようになっていた。

3)ウインドーを最前面にする機能がない。


これが意外なことに、ブラウザのウインドーを複数開いたときやドキュメント
などのウインドーを別に開いた時に特定のウインドーを最前面に固定できない。

一つのウインドーを小さくして画面の隅におくという方法があるが
Linuxだと右クリックで「最前面に」
をクリックするだけでそのウインドーを常に最前面に
おけるのに、こんなことができない
ことに気づいて、あらためて驚かされた。
XPや7でも同様らしい。

これも一応別売りのソフトがあって
それを使えば可能になるらしいがデフォルトでこの機能が
なかったことに驚かされた。

(感想)

ブラウザのフラッシュの問題などで悩まされることもなく、
重さも思っていたほど重くはなかったが、デスクトップの扱い
にはおどろかされた。

おそらくデスクトップはあまり必要ないと考えられていて、
将来的にはなくなるのではないかとおもう。
より簡単にマウスだけで、あるいはもっとすすんでタッチパッド等で
いじれるようになれば、コンソール型の画面のほうがいじりやすいかもしれない
(たとえば携帯電話など)

ただ現状ではパソコンのほうが多機能性があるし、より複雑な作業を行うさいには
デスクトップの機能を弱めてしまって大丈夫だろうか?
ネットブックのようなものならたしかにこういう方向でもいいのかもしれないが
個人的にはなにか物足りなく思う。

おそらく7のほうが好まれるのはこういった事情によるのではないだろうか

(追記)11/3体調不良のためしばらくブログ休みます。

2013年7月8日月曜日

Debian wheezy64bit でwineの32bitを使う

1.64bitのDebianで32bitのwineを使う。


64bitのOSでwineを導入すると
64bitのアーキテクチャのwineになってしまう。
残念ながら古いウインドーズのソフトは、64ビットに対応しておらず、
これだと動かせるソフトが少ないのでwineを32bit導入した。

端末にwineと入力すると

This is the wine64-bin helper package, which does not provide wine itself,
but instead exists solely to provide the following information about
enabling multiarch on your system in order to be able to install and run
the 32-bit wine packages.

The following commands should be issued as root or via sudo in order to
enable multiarch (the last command installs 32-bit wine):

  # dpkg --add-architecture i386
  # apt-get update
  # apt-get install wine-bin:i386

Be very careful as spaces matter above.  Note that this package
(wine64-bin) will be removed in the process.  For more information on
the multiarch conversion, see: http://wiki.debian.org/Multiarch/HOWTO

(okay)
という風な表示がでるので
これにしたがって端末をルートに変更し

 # dpkg --add-architecture i386

 # apt-get update

 # apt-get install wine-bin:i386


で32ビットのwineに変更される。

2.Xorg.confの作成と色数の変更

注)この部分は全面的に書き直しました。
Squeezeあたりからxorg.confが自動的に作られなくなって
いろいろ不便な限りです。

ctr+altf+f2keyの同時押しでテキストモードに移行。
以降root権限で作業を行う。

1) gdm3(mdmあるいはldm)を止めてやる。
#service gdm3 stop

gdm3の部分は人によってmdmを使ってる人はmdmで
あるいはldmやxfceのように変えてやる。


2)xorgを作成してやる。なお作成されたファイルはrootに置かれる。
この時、Xは大文字で、Xorgとconfigureの間を開けてやる。
#Xorg -configure

3)rootに作成されたファイルであるxorg.conf.new
をxorg.confとして/etc/X11/にコピーしてやる。
#cp /root/xorg.conf.new /etc/X11/xorg.conf

4)再びgdm3を動かす。
#service gdm3 start

再ログインしたら/etc/X11/xorg.confができているか確認。
失敗の場合再ログインできず、テキストモードに戻るので
原因を調べて、どうしてもだめなときはxorg.confを消去してやる。

無事xorg.confが作れた場合、
色数の変更は作成されたXorg.confをpluma等のエディター
で開いてScreenのsectionのDefaultDepthとDepthの部分を書き換えてやる。


Section "Screen"
    Identifier     "Screen0"
    Device         "Device0"
    Monitor        "Monitor0"
    DefaultDepth    24   ←ここ
    SubSection     "Display"
        Depth       24   
    EndSubSection
EndSection



24と書かれているのを例えば16に置き換えて再起動してやる。
こうすることで16色までしか対応していないソフトが使えるようになる。


3.Opera-Browserを使う


http://deb.opera.com/
を参照させていただきました。

/etc/apt/sources.listに
deb http://deb.opera.com/opera/ stable non-free
をコピー。

http://deb.opera.com/archive.key
とかかれた所をクリックして、アーカイブキーを直接ダウンロード。
ダウンロードしたファイルを左クリックすると
自動的にインストールが始まる。
その後Synaptic managerを更新して Operaをインストールして終わり。

2013年6月11日火曜日

PCLinuxOS 64bit blast off

Distrowatchを見ていたらいつの間にか
PCLinuxOSの項目に64bitという文字が追加されていた。

驚いて調べたところpclinux magazineの
5月のタイトルがPCLinuxOS blast off
になっていた。

どうやらついに64ビットの公式版がでたらしい。
いつものことながらまったく気づかなかった。

PCLinuxOS64bitKDE















PCLinuxOSはMandlivaから派生したRPM系のLinuxだ。


日本語化と入力方法は
基本的に32bitの2012年度版
とそう変わらないがデスクトップのアドロケール
アイコンがなくなってコントロールセンターから
日本語化を行わないといけなくなった。
 
少し気になったのは、自分だけかもしれないが
一度ログアウトした後再ログイン時にパスワードを入れても
ログインできないという問題があった。
完全に再起動してしまえば問題なくログインできたが
もしうっかりログアウトしてしまった場合

Ctrl+Alte+F2を同時押しして
コンソール ログインし、
root権限に移行。
#init 3
で一度Xウインドーを止めて
その後もう一度
#init 5
というふうにしてやれば
ログインを回避してデスクトップを再起動できる。

追記6/13)LiveCDから起動した時のみ起きる現象
のようだ(追記終了)

日本語化と日本語入力


まずインストール後最初にしたことは
Synaptic managerをクリック
Settinngs>Repository
を開いて下のほうにJaist北陸先端科学技術大学院大学
のサーバーのレポジトリーがあるはずなので
チェックボックスにチェックをいれてレポジトリーを
日本のものに変更してやる。
いつのまにか理研や山形大のレポジトリーが消えていた。
(なお、なるべくレポジトリーはひとつだけにしておく)

その後シナプチックを更新、必要なアップグレードをすべて
インストール、これはかなり時間がかかった。

(追記6/20)基本的にapt-get updateやapt-get distupgradeのような
コマンドからのアップデートはこのOSでは禁止されている。
自分も他のOSを使っているとうっかり忘れていることがあるので
念のため。
(追記終了)

検索でfont-japaneseがないか探して主要なもの
を入れてやる。この時忘れずnanoをいれておくと
あとで便利。

日本語入力ツールがデフォルトでは使えないので、
いつもながらoperation nomal?の野良レポジトリー
を使わせていただきました。
いつもありがとうございます。

これがないとこのOSは日本語入力
がどうにもならないので本当に助かります。
こころから感謝しつつ/etc/apt/sources.listに
先程のnanoをつかって以下を添付。

konsoleを開いて
#nano /etc/apt/sources.list
でファイルを開いて一番最後の行に 
rpm http://tomcat.nyanta.jp/linux/PCLOS/apt/ x86_64 nora
を貼りつけ、ctrl+oでセーブ、ctrl+xで終了。
忘れずに
synapticからの更新(再読み込み)をおこなってから
kde4-l10n-ja,ibus-mozc,firefox−ja等をインストール

下のパネルのconfigure-yourdesktop(Kdeのsystemsettingsではない)
をクリック。system>manage your localization for your system
を開く、一番下にjapaneseが表示されているはずなので選択
次へを押してChoose your countryでJapan
一番下のinput methodのところをIbusにして
次へをクリックすると少し時間がかかるが日本語化開始。
終了後一度再起動をかけると日本語化完了。

この時半角全角を押しても切り替えができない場合
キーボードが日本語になっているか再確認
なっていないようなら、





kde system settings
をクリックして
一番下の段の入力デバイス
をクリック。
















中程にレイアウトを設定
のチェックボックスがあるので
チェックをいれて、追加
でJapaneseを追加してやる。





ibusの設定やsetimeについても32bitの2012年度版を参照。
これで日本語化と日本語入力が可能になる。

ちなみに15.4インチ等の横長のモニターを使用している場合
解像度の設定がすくないので縦方向に少しつぶれるので
こちらを参照してください。
http://tibiwan8-linux.blogspot.jp/2012/04/pclospc-linux-os.html

(感想)
mandriva系はどうにも日本語関係が弱く、Mageia3も問題が
おこっているようだ。
mageiaをlivedvdで起動してみた分には特に問題なかったが
2ちゃんの情報によるとインストール時に異常があるらしい。
そういうことなのでmageiaは少し様子見でこちらのOSを扱った。
はじめインストールする気はなかったが、
MozcがCDからでは起動できなかったのと、
たまたま以前つかっていたLinuxMintのハードが
こわれていたので,インストールしてみた。

このOSに関しては相変わらず親切なフォローがフォーラムなどに多く
あって相変わらず初心者にはやさしい。
(残念ながら英語,コマンドだけ読めればOK)
pulse audioの設定もtask-pulseaudioをインストールし
コントロールセンターからの設定で一発でいける。

Mageia3より信頼感もあるので個人的にはこちらが現状ではおすすめだ。

(追記7/15)以前のバージョンに
比べて変わったところとしてアップデートの通知機能が加わっている。
アップデート自体は結局、シナプティックから行わないと行けない。

また以前はグーグル系ブラウザは
クロミアムとアイアンブラウザだったのに加えて通常の
グーグルクロムが使えるようになっている。
(追記終了)

2013年6月2日日曜日

Gnome3デスクトップ派生のLinuxの紹介

Gnome3のデスクトップの評判がわるいので
Gnome3を利用した新たなインターフェイスの開発がすすんでいる。
CinnamonやUnityが有名だが少しづつ見つけ次第書きたしていきたい。

(追記6/9)Gnome3のことを調べていてわかったことだが
ATI系のドライバーとgnomeshellとの相性が悪く、画面が崩れたり
文字が潰れたりすることがよくあるようだ。
Gnome 3の派生のなかでもcinnamonとの相性が悪いらしく
Linuxmintのフォーラムの項目に
Cinnamon dont like ATI Drivers!というものまである。
インストールしてしまった場合にはgnome 2を使っている
Mateに切り替えて使えば良いと思う。
(追記終了)

1.Elementary OS

"It's elementary  my dear Watson"
「初歩的なことだよワトソン君」
というのはシャーロックホームズの有名なフレーズだけれど
たまたまOSの情報をながめていたら
このOSのreviewに使われていた。














カナダ産のOSで独自にPantheonという
デスクトップインターフェイスを開発したそうで、
現在はβバージョンまで進んでいる。

特徴としては
switchboardというアプリケーションでsystemsettingが行える。
これは一種のコントロールセンターのようなものでドックから
もメニューからも設定できる。

















ここから言語サポートやドライバーの追加
デスクトップの設定等が行えた。
下に見えるドックもDesktopから設定できる。
cairo-dockやavantではなく独自に開発されたものらしい。

定期更新型のOSではないのでいつ完成するかは分からないが
現在はバグつぶしの最終段階に入っているらしい。

基本的にUbuntu派生なのでインストールは簡単に行える。
日本語入力のデフォルトはibus-anthyになっているが
softwarecenterから簡単にmozcをインストールできた。
入力設定も上の言語サポートから行える。

メニューも独自のものになっていてシンプルで見やすい。

残念ながら現時点では自由にメニューの改変はできないようだ。
またパネルへのアプリの追加やパネル自体の設定
も自由には行えないようだ。

Desktopはまだ完全には日本語化が終わっていないようで、
カレンダーの日本語標記などがおかしい。
CDからいじっているからかもしれないがデスクトップ
の反応が若干鈍い気もする。

全体的にはシンプルに扱え、コンパクトにまとめられており
Cinnamon同様、古くからのユーザーにやさしいgnome2
を意識したエレガントで完成度の高いデスクトップだと思う。

(追記12/24)
その後Lunaが完成した。
Ubuntu12.04 長期メンテナンスバージョンを母体にしている
ので当分使える。
Pantheon Desktopは非常に成功して現在、
UbuntuやMintのUserたちもインストールする人が出ている。

簡単に特徴を述べると

1)Slingshot方式の採用
従来のメニューはデスクトップを重くする上に、
非常にアプリを探しにくい。

そこでメニューボタンを押すと投石機で石を投げるように
デスクトップが切り替わり40〜50くらいのアプリが
一斉に表示されるという方式を取った。

また下にウイングパネルをつけて切り替えが可能に
なっている。

2)Plankdock
これはGnomeで使われていたDockyの改良で
開発チームも同じでコードもほぼ同じものだ
ただ異なるC言語で書かれていて、さらなる軽量化が
はかられている。

また上のスリングショットと同時に用いてドラッグ
によってアプリをドックに落とすことができるようになっている。
(追記終了)

2.solus os 2

(追記12/24)
残念ながらSolus OSは現代休止に追い込まれてしまったようだ
(追記終了)

solus osはイギリス産で
debianのstableからつくられたOSだ。
現在のstableであるevelineはDebian squeeseを元にしており
見た目はほぼ昔ながらのgnome2である。

ただしmateを使っていない。
squeezeからつくられているので
寿命もsqueezeとともに尽きる。

solus os 2はgnome3を使ったOSとして
現在のstableであるwheezyを母体としてつくられている。

SolusOS2 α7













新たなデスクトップとしてgnome3から
Consort(consortium)を開発したそうだ。
gnome3を使っていかにgnome2のデスクトップ
に似せることができるかを主眼に作られている。

ただ開発がやや遅れているようで
現在まだダウンロードはできない。
どうしても使いたい場合は
evelineをインストールして、
upgradeしてやる必要がある。
(ただしβ版であることを覚悟しなければならない)

YouTubeの映像を見た限り、
パネルの配置や雰囲気は
cinnamonによく似ている。
mate風の白い不透明パネルではなく
gnome3の独特のパネルだ。

メニューの配置は伝統的なgnome2の
メニュー配置をとっていて
アプリケーション、場所、システム
の順の配置をとっている。

パネルへのアイテムの追加もできる。
gnome3では基本的にはずされているはずの
compizfusionの設定ができるようだ。

残念ながらいまのところどの程度compizfusion
が組み込まれていて、使えるのかはよくわからないが、
楽しみなデスクトップの一つだ。






2013年5月30日木曜日

Debian Wheezyの感想

個人的な考えで申し訳ないが、
Squeeseが使えないという訳ではないので
そんなにあわててupgradeする必要はないと思う。

正式にリリースされたと言ってもまだ多少、目立ったバグも残っているようだ。
ただSqueezeのリリース時よりはましになっているように思う。

Debianはソフトが古いということをよく言われるがSidや派生のディストリのレポジトリーを使って
部分的に最新のソフトを手に入れる方法もあるので、結果的に
Old stableのSqueezeでもまだ使えるはずだ。

たとえば、wheezyのIceweaselは10.0.12だが
(現在firefoxなら21.0)これらはDebianのmozilla team
によってほぼ同じバージョンのIceweaselがサポートされていて
入れ替え可能だ。

他に不便なところはnon-freeのパッケージがデフォでは
入っていないし、商標の問題があって、FirefoxがIceweaselに
Thunderbird がIcedoveになっていたりする。


これもレポジトリ−をいじってやればNon-freeをつかえるように
なるしFirefoxやThunderbirdも少しいじってやれば
ネットからインストールできる。

セキュリティー については古いIceweaselを使っていると
一部のメールサイトなどでは、バージョンが古いという警告
を受けたりもするが、実際に使っていて新しいバージョンとそれほど
たいした違いもないし、銀行などでは
ブラウザが新しいバージョンのものに
対応していなっかたりするので、
どうしようもなく古いというわけではない。

wiki等を読むとiceweaselとFirefoxの差異は
セキュリティーの問題が一番大きいらしい。

Debianはリリース期間をほかのディストリより長く
とっているため、その間は新たなバージョンのパッケージ
を導入できないらしい。
(裏をかえせばリリース期間の短い
Ubuntuなどはリリースの際にバージョンを上げていける。 )

そのままだと新たなバージョンが加わってゆき、
Firefoxとの間で差がついてしまう。
そこでできる限りのこととして、古いパッケージをつかった
修正作業でこの差を埋めようとするために
オリジナルのパッケージとの間に微妙な違いが生まれてしまうらしい。

iceweaselをnonfreeのカテゴリーに入れてしまえば、
新しいバージョンのパッケージをつかえるようだが、
openソースではなくなるため 、
nonfreeはメンテナンスの対象外になってしまい、
Debianによるセキュリティーのサポートができなくなる。
(Mozillaによるサポートのみということか?)

リリース期間について2年というのは長いようだが、
リリース期間の短いFedoraなどをみてみると
ほとんどバグつぶしに時間をとられて古いパッケージの
メンテナンスに手がまわっていないように思える。

これを回避するためローリングリリースという手があるが
GentooやArchをみても必ずしも安定しているとはいえないようだ。
とりわけArchはレポジトリ−の管理がサードパーティー
に委ねられていて勝手にパッケージを作っているようなので
メンテに手が回らず、不安定になることが多いようだ。
(Arch系のLinuxではこれを回避するため自分たちで独自
のレポジトリ−を作って管理しているところもある。)

DebianやUbuntuでもローリングリリースという
話がたびたび話題になっているが、3万ものパッケージを
抱えたディストリでは無理ではないかと思っている。
逆にUbuntuではリリース期間の短縮(9ヶ月)という話が
でている。

ただあまり使用出来る期間が短いとしょっちゅうアップグレード
せねばならず、フェドラ並にレポジトリ−の入れ替えが早くなると
古いパッケージのメンテが放棄されて、ディストリ間の
互換性が大幅に落ちる危険性もあるのではないかと考えたりもする。

ただUbuntuはLTSバージョンもあり、フェドラと違って
基本的にはデビアンのレポジトリ−を間接的に利用しているので、
デビアン自身がサイクルを縮めてメンテの放棄をしない限り
そういうふうにはならないとは思っている。






2013年5月27日月曜日

Debian wheezyのデスクトップ その2

その他にやってみたこと。

1ブラウザのプラグイン

VLC系列のプラグインとGecko-mediaplayer系列
のものがあるが自分はGecko-mediaplayerをインストールした。

2cairo-dock

これもsynapticからインストールできた。
cairo-dockで検索してインストールすると必要なパッケージは
自動的にインストールされた。

3ibus-mozc

日本語入力は初期状態ではuim-mozcだが
ibus-mozcがsynapticからインストールできる。
インプットメソッドの変更はメニューから
システム>設定>入力メソッド
でim-configを呼び出すか、もしくは端末から直接
#im-config
とやっても変更できる。

4iceweaselの最新版をインストール
参照)http://mozilla.debian.net/

今回うまくできなかったこと

1アップデートの通知
gnomeのアプレットにupdate-managerが
あって、squeezeだと問題なく使えたが、
mateデスクトップとの相性が悪い。

そこでMateデスクトップ向けの新たなアプリを探したところ、
公式のサイトでは見つけられなかったが
個人のかたで作っておられる方がいらっしゃったのでそれを使おうとしたが
どうもうまく行かなかった。

2Gnomenu
menuもパネルがmateに切り替わっているので、
mate向けのMozoをインストールしたが、加えてGnomenuが
インストールできないか試してみたところ、
Cairo−dockのプラグインとしては使えたが
やはりパネルに追加することは無理だった。

そこでGnomenuの派生としてでてきた
Matenuやtilomenu(どちらも非公式パッケージ)
を使ってみようとしたが残念ながらインストールできなかった。
(追記2013 7/12matenuはその後python-mate-desktopとpython-mate
をインストールすることでCairo-dock上からは使用可能になった。
ただしmate-panel上では作用しなかった)

mateとgnomeの主な変更アプリ(ArchWikiより)

  • Nautilus は Caja
  • Metacity は Marco
  • Gconf は Mate-conf
  • Gedit は Pluma
  • Eye of GNOME は Eye of MATE
  • Evince は Atril
  • File Roller は Engrampa
  • GNOME Terminal は MATE Terminal
  • Totem は mate-video-player
  • GNOME Panel appletsはmate-applets


2013年5月16日木曜日

linux mint debian editionの64ビットをliveCD上から 日本語化してみた。


(おわびと訂正)5/4にデビアン7(wheezy)がリリースされたが
defaultのdesktopはgnome3のままだった。(追記終了)

Debian mintの64ビットをliveCD上から
日本語化してみた。

以前は32ビットのものをインストールしたが今回は64ビット
のCinnamonDesktopの日本語化をやってみた。
 
今回はインストールはしていない。
理由は最近どうも CinnamonDesktopの様子がおかしい。
更新がGnome3に追いつけないらしく、
manjaroでデスクトップから切られたらしいことは書いたが
その他にもCinnnarchがCinnamonDesktopを切って、
名前もAntergosに改名する模様。

1日本語化

ターミナルを開いて
$sudo su でルート権限に変更
#dpkg-reconfigure locales

でja_jp.utf8にチェックをいれてdefaultのlocaleにする。

menu>preferences>regeon and language
でロケールのJapaneseを追加し
ついでに キーボードも変更

一度ログアウトし、Languageをクリックして日本語を選択
usernameにmintと入力して再ログイン
するとデスクトップの日本語化はOK
この時、待ちのままで再ログインするとうまく日本語化ができない。
またdefaultのシステムにja_jp.utf8はありませんと言われるが無視。

再ログインで日本語になる。

2.日本語入力

わりと簡単にできた。

synapticからibus-mozcをえらんでインストールすると
必要なものが自動的にインストールされる。

端末より
$im-setting
でibus-mozcを選択
あとは
ibusを起動してインプットメソッドの設定で
mozcを追加してやれば終わり。


Debian wheezy 64ビット mate desktopに変更

 
いつの間にかデビアン7(wheezy)がreleaseされていた。
いつもならある程度バグつぶしが終わるまでインストールしないのだが
デスクトップがどうなったのか自分の目で確かめたかったので、
急遽インストールしてみた。
(現段階ではまだ多少あらがあるのでもう少し待ってもいいかもしれない。)

デビアンの場合、LiveからインストールできるCDがないので
(LiveCD自体は存在する)インストールの手順は割愛。

参考)デビアン公式インストールガイド
http://www.debian.org/releases/stable/installmanual.ja.html

グラフィックのインストーラーがあるのでそんなに難しくないと思う。

一時期デスクトップがXfceになるという情報が飛びかったが
残念ながら普通にGnome3のデスクトップに
決まってしまったようだ。

どう考えてもデスクトップでは使いにくいインターフェイス
なのでMateに切り替えることにした。

1)MateDesktopの導入


(ミニ情報)WIKIによるとMateは正式にはスペイン語の発音で
マテと読むそうであのマテ茶からきているそうです。

gnome3があまりに不評だったので、はじめはarch linux
のプログラマーたちによって、スタートし、現在では
独立のデスクトップとして、様々なディストリの支援を受けています。
基本的にgnome2からのフォークだそうですが
gnome3への移行も提案されているようです。(情報終了)


まだsynapticのバグ取りが不完全なようで使えない。
仕方ないので端末を使ってインストールを行った。

(追記)その後メニューのcommandをsynaptic-pkexecから
gksu synapticに変更すると一応つかえるようになった。(追記終了)

(追記5/25)その後このバグは修正された模様
なるべく端末やコマンドを使いたくないが当初synapticが使えなかったため
やむなく最初は端末から説明をしています。(追記終了)

参考にさせていただいたサイト
http://wiki.mate-desktop.org/download

端末をルート権限で開き

#nano /etc/apt/sources.list
にdeb http://repo.mate-desktop.org/debian wheezy mainを追加

#apt-get update

mate-archive-keyringが無いと言われるので

#apt-get install mate-archive-keyring

もう一度
#apt-get update

最後に
#apt-get install mate-core

ここでmate-desktop-environmentまでインストールしてしまうと
gnomeのアプリに加えてmate用のほぼ同じ機能のアプリが
2重に入ってしまうので、
最低限のmate-coreのみインストールした。
(mate-desktop-environmentをインストールするかどうか
は各人のご判断でお願いします。)

(追記2014 2/11)
この際mate-system-toolsというパッケージが
インストールされていないならば入れておいたほうがよい。
これはアカウントやadduser関連のことをGuiでやってくれるので便利だ。
(追記終了)

一度ログアウトしデスクトップの選択のところで
mateが追加されているはずなので選択しログイン、
これで見慣れたmateのdesktopになっているはず。

2)nvidiaのドライバー http://www.fandigital.com/2012/05/install-nvidia-in-debian.html
のサイトを参考にさせていただきました。

先ほど同様に/etc/apt/sources.listをいじって
deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ wheezy main
に non-free contribを追加

#apt-get update

尚、debianのインストール時にはwheezyのインストールCDが
必要になることが多いのであらかじめ用意しておく。
#apt-get install nvidia-glx nvidia-kernel-dkms

#apt-get install nvidia-xconfig nvidia-settings

注)2段に分けたのは単に見栄えが悪いからなので
一気に上4つをインストールしても構わない。

#nvidia-xconfig

で自動的にXorg.confが作成されて設定完了。

3)compiz


(追記 2013 12/13)
残念ながらcompiz関連がすべてのデビアンのレポジトリーから完全に消去
されたらしい。
よってcomposit等が使えないのでcairo-dockもデビアン7
では、もはや使いようがない。 
gnome3にはcompizが必要ないということらしい。
一応以下の記録は残しておく。

(加筆)以前compositは無理だと書いたが、その後使っていくうちに
mate-window-managerというのが、あって
コントロールセンター>ウインドーでcompositの切り替えができた(加筆終了)


あと最後の手段として相当危険な方法だが、Ubuntuの12.04
あたりのレポジトリーを書き込んでインストールする方法があるが
二度と立ち上がらなくなる危険もあるのでお勧めしない。
 (追記終了)

Desktopがgnome3に変わって必要がないと判断されたのか
Compiz関連がStableから外されている。
おそらくgnome3にはそういう機能がないので
インストールすればXwindowの異常により
ログイン出来なくなるからだろう。
すくなくとも自分の経験だとCinnamonはアウトだった。

いろいろ調べたところsidのものを使っても
異常がないことがわかったのでsidのものを使うことにした。
再び /etc/apt/sources.listをいじって
deb http://ftp.jp.debian.org/debian sid main
を追加。

#apt-get update


この時いろいろうるさくアップグレード
を言ってくるが無視。
へたにアップグレードをやってしまうと再起不能になる。

同様に fusion-icon compizconfig-settings-manager
なんかをインストールすると
依存関係でだいたいインストールされる。

参考)
http://tibiwan8-linux.blogspot.jp/2009/09/debian50-lenny3d.html
の下の方にcompizに必要なアプリの一覧を載せてある。

fusion-iconを使って設定マネージャーをいじり
自分の好みの設定に変更し自動起動するアプリに
fusion-iconを追加した。

sidのレポジトリーは使用後に削除した。
へたにアップグレードしてしまうと故障の原因になりかねない。

(追記)aptsid,sidux,siduxion系のLinuxのマニュアルを読んだことの
ある人はすぐにわかると思うが、sidのインストールの際には
aptitudeコマンドは使わないほうが賢明だろう。

実際には aptsidなどでもめったに事故はおきないらしいが
基本的にSidを扱う際にはaptコマンドを使ったほうが良い。

aptitudeは細かい設定やapt以上に細かい依存関係まで扱ってくれる
のだが、それはあくまでstableでのバグ取りが十分な環境での話だ。

Debianのようなコミュニティーベースのディストリは
基本的に寄付金でやりくりしているので、慢性的に人手不足、
せめて安定版だけはちゃんとしようとしてバグ取りをするのだが、
sidまでは手が回らない。

それ故にsidを扱っているディストリは基本的に
aptitudeコマンドは避けるように注意書きがある。

Ubuntuの場合はおそらく基本的にSid(訂正testing)しか扱っておらず、
会社の創立者がスペースシャトルで宇宙旅行するほどの金持ち
だから十分バグがとれているんでしょう。
ただ以前はaptを使ったほうが無難だという意見もあった。
結局、aptitudeはstable向けのコマンドだという話です。(追記終了)

4)Emerald theme managerのインストール


windowのタブの挙動(いわゆるトグルというやつ)
がおかしいのでmetacityからEmeraldに変更。
Ubuntuのパッケージを利用するやり方なので、依存関係を壊す
危険があり、それなりの覚悟が必要。

Ubuntuのpackage searchを使ってLucidのemeraldパッケージと
libemeraldengine0をダウンロードしGdebiを使ってインストール。
これだけでemeraldが使えるようになった。

テーマは
http://beryl-themes.org/index.php?xcontentmode=103&PHPSESSID=6741ac1cf9b177e7a988c261137e0f4f
からダウンロード。


5)sensors appletとpulse audio関連 

ここからはgksu synaptic commandで
synapticマネージャーが起動できたのでそれを使った。

sensors appletについては
mate-sensors-applet
mate-sensors-applet-nvidia
mate-system-tools 等をインストールした。

pulse audioはそのままだとパネルに
音声出力コントローラー(スピーカーのアイコン)が出ないので
mate-media
mate-media-common
mate-media-pulse
をインストールしたところパネルに表示できたと思う。

6)Mdmの導入


ここからはかなり実験的な操作になってくる。

gdm3の代わりにLinux mint等で使われている
mdm(mate desktop manager?)をログインマネジャーとして導入。
通常のLinuxmintではなくlinux mint debian edition
のレポジトリーからダウンロードした。

Linux mint debianのレポジトリー
http://packages.linuxmint.com/list.php?release=Debian
からmdmとmint-mdm-themes_1.0.7_all.debをダウンロード。

これらをGdebiパッケージインストーラーをつかってインストールするのだが
mdmをインストールする際に
gdm3とパッケージが競合すると言われるのでgdm3を
アンインストール。
同時に
gnome
gnome-core
task-gnome-desktop
の3つが依存によって一緒にアンインストールされる。

(追記5/22)
当初はこれだけだとログイン画面の設定が行えない
と思ってxdmをインストールしていたがその後不要
と判明したのでxdmはインストールしなくてもよい。(追記終了)

一度ログアウトしてdefaultのdesktopを選択して
mateをもう一度えらびなおし、
その際についでにオプションからログイン画面の選択
を選んで先ほどのmint-mdm-themesの中から好みのテーマを
選択できる。

ちなみにlightdmを使いたい場合は
 http://wiki.debian.org/LightDM
を参照
lightdmはUbuntuの親会社が開発したDesktop managerで
debianのパッケージに含まれているので
簡単にインストールできる。

gdm3と競合するがインストールの際にどちらを選択するか
聞かれるのでそこで選んでやればいい。

lightdmに変えて使っている人も結構いるようでgdm3に比べて
背景などいろいろいじりやすい。 

(追記)いろいろネットを調べていたところより簡単な方法を見つけた。
/etc/apt/sources.listに
 deb http://packages.linuxmint.com/ debian main upstream import
を添付。

#apt-get update

#apt-get install linuxmint-keyring 

#apt-get update


#apt-get install mdm mint-mdm-themes
でいけるそうです。

7)メニューの編集とファイルマネージャー


gnomeの本来のメニューの編集はalacarteというアプリが
行なっていたがmateのパネルとの相性が悪く
不具合が起こるのでmozoという
mate用のアプリをインストール。

同時にmate-control-centerもいれた。

またファイルマネージャーも従来のnautilusからcaja
に変わっているため、

caja-gksu
caja-open-terminal

をインストールした。
ただどうしてもこうなると
nautilusやgedit gnome-control-center、alacarteなど
の同じような機能のアプリが重複してしまう。

そこで削除も考えたがそうすると、もしmateが立ち上がらなかった時
gnome desktopが使えなくなるおそれがあるのでメニュー表示から
隠すだけにしておいた。



2013年2月23日土曜日

linuxのchromium-browserでchromeのpepperflashを使ってみた

linuxのchromium-browserはそのままだとfirefoxのflashに連動している
すでにいくつかのサイトでLinuxむけのfirefoxでは不具合が起こり始めて
いることからなんとかchromiumにchromeのpepperflashを移植できないか
試してみた。(事情があってgoogle-chromeが使えないOSがあるため。)


結論からいえば失敗だった。
ただもしかしたら誰かが解決してくれるかもしれないので一応
残しておく。

1.libpepflashplayer.soの抽出。
これはgoogle-chromeのパッケージから取り出した。
chromeをダウンロードすると/opt/google/chrome/PepperFlash
に展開されることが多いのでコピーしておく。


2.chromiumにpepperを入れてやる
先程コピーをとったPepperFlashを
 /usr/lib/chromium-browser/pluginsにルートのブラウザ
などを使って放り込んでやる。

3.chromiumの設定を変更してやる。
この設定はetcにあるので

$sudo nano /etc/chromium-browser/defaul
を開くと下のほうの行にCHROMIUM_FLAGS=と書かれたところがあるのでそこを下の用の書き換えてやった。

CHROMIUM_FLAGS="--ppapi-flash-path=/usr/lib/chromium-browser/plugins/libpepflashplayer.so  --ppapi-flash-version=11.5.31.2"

ただし最後の11.5.31.2のバージョンのところは自分の使っているバージョンに合わせる。
このバージョンはPepperFlashをダウンロードした際に、同じディレクトリのmanifest.jsonの中にかかれているのでそこを確認して書きなおしてやる。

これで理屈のうえでは使用可能だと思ったのだがどういうわけか起動失敗。
urlにchrome://plugins/を打ち込んで
pluginを確認adobeflashを無効にしたりしたがどうにも
PepperFlashがつかえなかった。

(追記ミニ情報 4/12)
Linuxだとgoogle chrome関連のブラウザとしてはSRwareironやchromium
があるがいずれもフラッシュは通常のadobe flashで
これに対してオリジナルのchrome だけがpepper mint flash
が使えるようなのではないかと最近考えている。

linuxだとどうしてもadobe flashを使い続けるわけにはいかないようなので
google chromeに期待せざるをえないわけだが、どうもそのchrome
もdebian系では映像異常、gentoo系では音の異常が発生している。

gentooのforumによればfirefoxでAdobe11のflashがアウトらしく10に逆戻り、
gentooはfirefoxとの相性が 良くないらしい。
最近はfirefoxの高速リリースのせいでパッチも遅れている。

calculatelinuxをいじっているので思うのだが
Gentoo系列だとOperaのほうがまともに動作するようだ。

(追記2013 10/28)
動画の場合だと違いが分かりにくかったりするが、
ブラウザゲームをいじるとクロムとそれ以外のブラウザでのフラッシュの
重さは一目瞭然、今後のことを考えるとgoogle-chromeが使えないLinuxはかなりきついことに
なりそう。(追記終了)



2013年2月16日土曜日

Biosの日付を修正したらosが起動しなくなったこと

先日、PCの電池がきれてしまい日付が狂ってきたので電池の交換
をおこなったところBiosの日付の月のところを誤って
未来の日付を入れてPCを起動してしまった。

そのとき1度だけは起動したのだが、その際に日付の間違いに気付き
Biosの設定で日付を修正しなおしたところ
PCのXwindowが開かなくなってしまった。

数回起動を繰り返すうちに
/dev/sdaの時間の設定が狂ってしまったことが判明
sdaが1から4まであったので
 
コンピューター4回起動させそのたびにコンピューターが苦情
をはいたsdaの場所をfsckを使って修正
#fsck /dev/sda1(sda2,sda3,sda4)
というふうにして一つずつ、PCが英語で
「修正しますか?」という質問をしてくるので
yesをいれていき、4回目でようやく
通常のログイン画面が立ち上がった。

追記)その後わざとBiosに同様の変更をして試したところ
sda2の修正は必要無さそうなことがわかったので、
とりあえず1.3.4の修正だけで良さそうだ(追記終了)

当初なにが起こったのかわからなかったので相当あせった。
あまりやくにも立たないかもしれないが、
何かのヒントになるかもしれないので、
自分のような初心者のため一応記録しておく。

2013年2月8日金曜日

PC-BSD9.1(64ビット) 感想

ハードディスクへのインストールやアプリのインストール
はかなり簡単にできる。
ibus-mozcに関してはEasyPBIが使えなかったので
/usr/ports/japanese/ibus-mozcのディレクトリーに
移動して
#make&make install
で入れることができた。

ただBSDはどうしても
フラッシュ関係はLinuxに比べてかなり見劣りする。
ブラウザはfirefoxがまだ一番まともだが、重く
ニコニコ動画等他の動画を見ることは
できたがコメントは入力できなかった。

ChromiumとAroraも試してみたが
いずれもニコニコ動画は視聴自体が不可能だった。

Operaは自分で試してはいないが他の人の情報
によるとやはり動画がアウトらしい。

やはりサーバー向けのOSらしくDesktopにはあまり向いていないようだ。
デスクトップ向けのアプリケーションなどはそこそこあるが
ブラウザがまともに使えないのは痛い。

Adobeがlinuxでのフラッシュの提供をやめてからあと
Firefoxではいくつかの動画でフラッシュの調子が悪くなってきている。

Adobe抜きの場合、gnashがなんとかYOUTUBEに関しては
100%の互換性を実現したがその他の動画サイトは難しい。
この分野ではAdobeがほぼ独占状態なので、そうなると
おそらくLinuxではgoogle-chromeが
主力のブラウザにならざるをえない。

他のLinuxのブラウザはフラッシュが使えないので
Linuxでのブラウザ開発は今後衰退してゆく可能性がある。

たたし、いずれにせよ現状BSDはChromiumはつかえても
 オリジナルのgoogle-chromeが使えない。

裏技でchromeのpluginをchromiumで使う方法も試みたが
新しいプラグインは使えませんと言われるばかりで
うまく行かなかった。

随分改良されたとはいえ 、
結論としてはデスクトップとしてはあまり使い勝手が
いいとはいえなかった。









2013年2月4日月曜日

PC-BSD 9.1 Isotope Edition64ビットをインストールしてみた その2

デファルトのブラウザは大嫌いなKonquerorなので
Firefoxをインストールすることにした。

ここでパッケージマネージャーについて触れておくと
Guiのパッケージマネージャーらしきものは2種類ある。
そのうちの1つがAppCafeとよばれるもので
デビアンで言うところのSynaptic managerのようなもので
ソースからビルドするのではなく、あらかじめつくられたパッケージ
をインストールするタイプのものだ。

1.AppCafe



上の検索ボックス
にfirefoxと
入れてやると
あっさり
見つかった。

あとは
クリックする
だけでOK。
きわめて
シンプルな作りだ。









ブラウザ類はほぼここから入れられるようだ。
日本人向けには2chブラウザのJD
などもここから入れられる。

office類などもここから入るようだ。
ただインストールできるソフトの数はまだそれほど
多くはない。
今後に期待したい。

2.EasyPBI

追記)2/6
まずEasyPBIを使う前にportsnapでportを
追加してやる必要がある。
やり方は端末より
#portsnap fetch
で圧縮されたporttreeがダウンロードされる
次に
#portsnap extract
で展開。
ちなみにアップデートは
#portsnap fetch update
で行う。
これでportが使用可能になる。(追記終了)

次にフォントを入れてみることにした
今度はAppCafeで検索しても見つからなかったので、
もう一つあるEasyPBIと言うのをつかって
みることにした。

このEasyPBIは
ポートというBSDの本来のパッケージ管理システムを
Guiにしたもので、要はネットから材料を集めてソースから
PBIというパッケージをつくってやるのである。

このパッケージはデビアンパッケージ同様に作成後
PBIランチャーというものでインストールしてやらねばならず
ちょうどgdebiパッケージマネージャーでデビアンパッケージを
インストールするのに似ている。

デスクトップ>PC-BSD KDE システム設定
を開き、一番上の欄右側のEasyPBIをクリックすると



左のような
ウインドー
が現れる。
















するべきことは次の3つ

  1. モジュールの作成のタブから新モジュールを製作
  2. 作ったモジュールをPBIをビルドでPBIパッケージ化
  3. 完成したPBIパッケージをPBIランチャーでインストール
1.上のウインドーの新モジュールのところをクリックすると


上のようなウインドーが出てくるので
ports>Japanese>font-ipa
を探してクリック。
問題がなければ、最初の画面が再び表示されるので
右下のモジュールを作成をクリックするとモジュールが作成される。

2.最初の画面の左のタブの真ん中のPBIをビルドのタブをクリック





















中段の右側のあるモジュールを選択をクリックすると
先ほどのportsの時と同じツリーの画面がでるので、
今度はModules>font-ipaをクリックして
右下欄外のOKのボックスをクリックすると
PBIをビルドのボックスが太字で表示されてクリック可能に
なるのでクリックしてやるとビルドが開始される。
先ほどのモジュールの作成の時と異なり、
いやになるほど時間がかかる。

3.パッケージは/usr/home/m/EasyPBI/PBI
に出力されるのでファイルマネージャーで開いてやると
PBIパッケージができているので、最後にそれを右クリック
してPBIランチャーで開くを選択すると自動的にインストール
が行われる。


結論から言うとフォントのインストールはネットから直接落として
自分の手でインストールしたほうがずっと
早いということが実感できた。




2013年2月3日日曜日

PC-BSD 9.1 Isotope Edition 64ビットをインストールしてみた その1

calculate linux のXがいじりすぎて吹き飛んだのを
機会に、またちがうOSをいじろうと決意。
いよいよハードディスクの調子が怪しいのでLinuxとは
パーティション構造のことなるものを入れようと思い、
BSDを当たってみることにした。

BSDというとFreeBSDが有名だが、これはインストールやら何やらが
すごく面倒臭そうだったので、例によって手抜きでGUIのインストーラーが
ついた簡単にかつ自動的にインストール できそうなものがないか
我ながら厚かましく、そんな都合のいいものがあるものかと思いながらも
さがしていたらPC-BSDというのをみつけた。

通称BSD界のUbuntu(by2ちゃんねる)と呼ばれており、
まさに自分のようななまけものが使うにはうってつけだ。
インストーラー、パッケージマネージャーともに GUIを使うことができる。

BSDはバージョンによるあたり外れも多いが 、今回は上出来との
うわさもあったのでインストールして見ることにした。

インストールの方法は
http://gihyo.jp/admin/clip/01/fdt/201212/25
に詳しく出ている。
言語設定をいじってやると最初から日本語で
インストールができ、ほとんど自動的にやってくれた。
今回は2ギガを越えるDVDをダウンロードしてインストールしたが
デスクトップはインストール時にKde,gnome,xfce,lxde
などが選択でき、サーバとしての選択もおこなえる。

plymouthを使っていないためブートスプラッシュはなく
default時のdebianやsiductionなどと同じで
文字だけの地味なスプラッシュだった。

またデスクトップもフラスコの壁紙という極めて地味で
ちょっと残念と思ったが、さすがUnixといったつくりだ。

defaultのデスクトップはKDEだったので、
今回はKDEをインストールしたのだが、
あらかじめ重いとは聞いていたが、Kubuntuをいれた
時以来の重たさでLxdeにしておけばと後悔した。
(マシンはうちの家では一番ましなC2Dのメモリー4ギガのPC)

立ち上げてすぐ、とくに何もせずとも
デスクトップが日本語になっているのを確認できた。

また右下のパネルにアップデートマネージャーがあるのを発見。
Linuxでもなかなかアップデートマネージャーのあるものは少ないので
さすがにBSD界のUbuntuと呼ばれるだけのことはあると
喜んだのもつかの間、一度にアップデートすることができず
仕方がないので1つずつアップデートした。

フラッシュは最初から入っていたが動画を見てみると音楽がでない。
幸い、KDEのデスクトップには慣れていたのと
以前この手の不具合を経験していたので早速修正開始、
デスクトップのPC-BSD KDE システム設定のアイコンをクリックし
ハードウェア>soundconfiguration

ここでデフォで使うサウンドデバイスの変更と再生のテストができるので
再生テストを使って音のでるデバイスに入れ替えると無事に音がでた。

Video cardも同様に
ハードウェア>nVidia settings>X server Display Configuration
で単にSave to Xconfiguration Fileをクリックし
Kdeシステム設定>デスクトップの効果>Enable desktop effects start
で3Dのデスクトップが使えるようになる。

その2へ続く

2013年1月10日木曜日

Calculate linux インストールのコツ

Linuxの初心者にもかかわらず無謀にもGentooに挑戦している。
少しでも簡単に使えないものかと考えて、いくつかの派生をみつけたが
その中ではTooroxとこのCaluculate linux desktop(以下CLDと略す)
が日本語化しやすいようだ。


CLD12は以前に紹介したあとなぜかうまくソフトのインストールが
できなくなってしまって、お手上げ状態になっていたが
原因はCLD13移行にともなってportage関連のパッケージが
DVDから外された為だった。
解決法としてはportageの使用前に
#eix-sync
を行なってebuild等のportageのソフトウェアを
サーバーからおろしてこなくてはいけないようだ。

日本語化は12で触れたので今回はインストールのことだけを書いておく。

最初は英語でインストールするしかないので自分が引っかかったところを重点的に書く。
ただしあくまで自分の経験の範囲はっきり言ってあまり自信はないので
参考程度。

インストールを時系列順に書くと
1.Language and locale →LangはいじりようがないのでlocaleはAsia/Tokyo
2.Distribution→特に何もしなかった。
3.Allocate drive space→Ubuntuが入っていたのを上書きしたので
partitionは触っていない。

(追記)通常のインストールの場合、
一番楽な方法としてはsda1をlinux swapで1ギガ作り、
残りの部分をsda2として好みのファイルシステムを選択し、
そのパーティションのmountpointを/にしてやるだけでいいことがわかった。
(追記終了)


4.Mount points





赤い丸で囲んだ
緑色の+のアイコン
をクリックする。














左のウインドーが現れる
Filesystemのところが

空にな っているので
自分の好みのpartition
を選択する。
ここではext4 を選んだ。





 

5.Network settings
特にいじらなかった。ネット上でのpc名は好みで。


6.Users



Rootpasswordは
必須。
管理パスワード
なので
メモをして絶対
忘れない。

また緑の+の
アイコン
があるので
クリック。

















loginのところは
自分のusername
を決めて入れる。
入れ忘れると、
guestで
ログインする
はめになる。
Groupsはとくに
いじっていない。


 




ここのパスワードはログイン時のパスワードになる。
入れ忘れるとログイン出来なくなる。


7.Video
自分の場合特にいじる必要はなかった。

8.Start installing
view pointsをクリックすると最後の確認ができる。
準備が完了したら右下のinstallationをクリックしてインストール開始。

あとは成功を天に祈るのみ。





2013年1月4日金曜日

Sabayon linux10 gnome3(cinnamon)64ビット

以前にSabayon9の Kdeを扱ったことがあったが
Sabayonでcinnamonが使えるそうなので、使ってみた。

ダウンロードはsabayon downloadで検索すると簡単に見つかった.
日本のサーバーは筑波大学や理研のものが使える。
そこからSabayonlinux10 amd64 g.isoをダウンロード。

インストール自体はFedoraのアナコンダのインストーラー
が使われていて、Ubuntu等を扱ったことがあれば簡単にできるだろう。
youtubeなどに詳しい解説が出ていると思う。

日本語化もインストールの際に自動的に行われるが、
少し手間取ったのはibusがうまく起動してくれないことだった。

日本語入力

(加筆)日本語フォントがあまり入っていないので
あらかじめさざなみフォントや東風フォントなど
基本となるフォントを入れておく。
Rigo Application Browserで検索すれば簡単にインストールできる
Rigoの使い方は9のところを参照。(加筆終了)

日本語入力の初期設定はibus-anthyで入力できるのだが、
再起動時にibusがパネルに表示されない。

1)パッケージ管理のGuiはRigo Application Browser
 というのがあるのでそれを使ってibus-qtとmozcをインストールする。
 
2)端末より
$qtconfig
でqtconfigのインプットスタイルをximからibusに切り替えてやる。
くわしくはNetrunnnerのところ参照。

3)homeの自分のユーザーディレクトリーの
隠しファイルの./xprofileを編集してやる。

# IME and non-roman fonts support
# see Sabayon bug #2518
if [ -x "/usr/bin/ibus-setup" ]; then
     export LANG="ja_JP.UTF-8"     ←追加
       export XMODIFIERS="@im=ibus"
       export XMODIFIER="@im=ibus"
       export GTK_IM_MODULE=ibus
       export QT_IM_MODULE=ibus    ←ibusに変更 
       export DefaultIMModule=ibus
ibus-daemon -d -x
fi

CinnamonDesktopのインストール


インストールの状態だとgnome3のままなので
CinnamonDesktopをインストールする。
と言っても別に特別なことはしない。

RigoApplicationBrowserからCinnamonを検索して
インストールしただけ、
あとは一度ログアウトして
再ログイン時にデスクトップ
を選択する際にcinnamonを選んでからパスワード
入力してログインすればOK。













さすがにgentooよりは格段扱いやすい。
ただ自分の環境ではなぜかcairo-dockがうまく
入らなかった。