2013年6月11日火曜日

PCLinuxOS 64bit blast off

Distrowatchを見ていたらいつの間にか
PCLinuxOSの項目に64bitという文字が追加されていた。

驚いて調べたところpclinux magazineの
5月のタイトルがPCLinuxOS blast off
になっていた。

どうやらついに64ビットの公式版がでたらしい。
いつものことながらまったく気づかなかった。

PCLinuxOS64bitKDE















PCLinuxOSはMandlivaから派生したRPM系のLinuxだ。


日本語化と入力方法は
基本的に32bitの2012年度版
とそう変わらないがデスクトップのアドロケール
アイコンがなくなってコントロールセンターから
日本語化を行わないといけなくなった。
 
少し気になったのは、自分だけかもしれないが
一度ログアウトした後再ログイン時にパスワードを入れても
ログインできないという問題があった。
完全に再起動してしまえば問題なくログインできたが
もしうっかりログアウトしてしまった場合

Ctrl+Alte+F2を同時押しして
コンソール ログインし、
root権限に移行。
#init 3
で一度Xウインドーを止めて
その後もう一度
#init 5
というふうにしてやれば
ログインを回避してデスクトップを再起動できる。

追記6/13)LiveCDから起動した時のみ起きる現象
のようだ(追記終了)

日本語化と日本語入力


まずインストール後最初にしたことは
Synaptic managerをクリック
Settinngs>Repository
を開いて下のほうにJaist北陸先端科学技術大学院大学
のサーバーのレポジトリーがあるはずなので
チェックボックスにチェックをいれてレポジトリーを
日本のものに変更してやる。
いつのまにか理研や山形大のレポジトリーが消えていた。
(なお、なるべくレポジトリーはひとつだけにしておく)

その後シナプチックを更新、必要なアップグレードをすべて
インストール、これはかなり時間がかかった。

(追記6/20)基本的にapt-get updateやapt-get distupgradeのような
コマンドからのアップデートはこのOSでは禁止されている。
自分も他のOSを使っているとうっかり忘れていることがあるので
念のため。
(追記終了)

検索でfont-japaneseがないか探して主要なもの
を入れてやる。この時忘れずnanoをいれておくと
あとで便利。

日本語入力ツールがデフォルトでは使えないので、
いつもながらoperation nomal?の野良レポジトリー
を使わせていただきました。
いつもありがとうございます。

これがないとこのOSは日本語入力
がどうにもならないので本当に助かります。
こころから感謝しつつ/etc/apt/sources.listに
先程のnanoをつかって以下を添付。

konsoleを開いて
#nano /etc/apt/sources.list
でファイルを開いて一番最後の行に 
rpm http://tomcat.nyanta.jp/linux/PCLOS/apt/ x86_64 nora
を貼りつけ、ctrl+oでセーブ、ctrl+xで終了。
忘れずに
synapticからの更新(再読み込み)をおこなってから
kde4-l10n-ja,ibus-mozc,firefox−ja等をインストール

下のパネルのconfigure-yourdesktop(Kdeのsystemsettingsではない)
をクリック。system>manage your localization for your system
を開く、一番下にjapaneseが表示されているはずなので選択
次へを押してChoose your countryでJapan
一番下のinput methodのところをIbusにして
次へをクリックすると少し時間がかかるが日本語化開始。
終了後一度再起動をかけると日本語化完了。

この時半角全角を押しても切り替えができない場合
キーボードが日本語になっているか再確認
なっていないようなら、





kde system settings
をクリックして
一番下の段の入力デバイス
をクリック。
















中程にレイアウトを設定
のチェックボックスがあるので
チェックをいれて、追加
でJapaneseを追加してやる。





ibusの設定やsetimeについても32bitの2012年度版を参照。
これで日本語化と日本語入力が可能になる。

ちなみに15.4インチ等の横長のモニターを使用している場合
解像度の設定がすくないので縦方向に少しつぶれるので
こちらを参照してください。
http://tibiwan8-linux.blogspot.jp/2012/04/pclospc-linux-os.html

(感想)
mandriva系はどうにも日本語関係が弱く、Mageia3も問題が
おこっているようだ。
mageiaをlivedvdで起動してみた分には特に問題なかったが
2ちゃんの情報によるとインストール時に異常があるらしい。
そういうことなのでmageiaは少し様子見でこちらのOSを扱った。
はじめインストールする気はなかったが、
MozcがCDからでは起動できなかったのと、
たまたま以前つかっていたLinuxMintのハードが
こわれていたので,インストールしてみた。

このOSに関しては相変わらず親切なフォローがフォーラムなどに多く
あって相変わらず初心者にはやさしい。
(残念ながら英語,コマンドだけ読めればOK)
pulse audioの設定もtask-pulseaudioをインストールし
コントロールセンターからの設定で一発でいける。

Mageia3より信頼感もあるので個人的にはこちらが現状ではおすすめだ。

(追記7/15)以前のバージョンに
比べて変わったところとしてアップデートの通知機能が加わっている。
アップデート自体は結局、シナプティックから行わないと行けない。

また以前はグーグル系ブラウザは
クロミアムとアイアンブラウザだったのに加えて通常の
グーグルクロムが使えるようになっている。
(追記終了)

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