1. アップデートのトラブル
フォーラムでupdate (pacman -Syu)あるいはupdateマネージャーからアップデートしようとすると
fontconfigの2つのパッケージが衝突してアップデートができない
という問題が発生していた 。
解決方法をいろいろ探したところ、
まず パッケージを一つだけ入れてみろということなので
pacman -S fontconfigを行ったが、うまく行かない
たまたま違う問題がarchlinuxで発生していて
それを解決するのに--forceをつけてやるといい
というのがあった。
早速
を試したところうまく行ったようだ。
あとはもう一度アップデートを試したところ無事にはいってくれた。
(加筆)manjaroのフォーラムに全く同様の問題が上がっていて解決済みだった 。
http://forum.manjaro.org/index.php?topic=647.0
(加筆終了)
arch linuxはアップグレード時に 問題が発生することがよくあるらしい。
これはarchのレポジトリ−がユ−ザーのつくったコミュニティー
によって様々な国で、ばらばらに管理されているためどうしても
齟齬が生じやすくなるらしい。
そういったことをできるだけ防ぐためmanjaroの場合
基本的にarchのレポジトリ−はそのまま使わず、十分なテスト
をおこなった上で複製のレポジトリ−を使っているそうである。
(実際にテストレポジトリ−があって、実験に参加してくれる人を募集している。)
2.YouTubeでの広告の文字化け(フラッシュの文字化け)
これは以前にもかいたことが
あるがその時は4つの日本語フォント
(東風ゴシック、東風明朝、さざなみゴシック、さざなみ明朝)
を入れればなおると書いたことがある。
ところが今回はそれだけではうまく行かなかった。
理由は日本語フォントの設定ファイルがないことだった。
このファイルは69-language-selector-ja-jp.confと呼ばれるもので
自分の場合はLinuxmintから借用し、 gksu nautilusで
/etc/fonts/conf.availに配置したあと
で/etc/fonts/conf.dにリンクを作ってこれで文字化けを解消した。
3.インストールの仕方
これはyoutubeを見たほうが早いので下記のサイトを紹介しておく。
英語のサイトだがだいたいの手順はわかるだろう
参考)Manjaro Linux 0.8.0 Install Tutorial and Overview
4.cinnamon desktopでの自動起動
久しぶりにcinnamonを使ったら自動起動の仕方がわからなかった。例としてgmail-notifyを使いたい場合
左のウインドーがでる。
追加クリック。
名前:gmail-notify
コマンド:gmail-notify
説明:空欄のままでよい
最後に追加を押してやる。
5cinnamon appletからgmail-notierを使う場合
menu>cinnamonsettings >アプレット>あたらしいアプレットの取得
で GmailNotifierを落とす。
ダウンロードしたものを解凍すると
gmailnotifier@denisigoというフォルダーが現れるのでそれを
~/ .local /share/cinnamon/appletsに移動。
もう一度
menu>cinnamonsettings >アプレットを開くと
新たにgmailnotifierの項目が追加されているので
左側のボックスにチェック を入れてやる。
ここまでで一応パネルにレターアイコンが表示されるが
これだけだとエラーを繰り返すので設定をしてやる。
GmailNotifierの設定
先ほどいじった
~/ .local /share/cinnamon/applets/gmailnotifier@denisigo
の中にあるsettings.jsを開き
username=
password=
のところにGmailでのusername
とパスワードをいれてセーブ。
一度ログアウトするとgmailが使えるようになる。
(追記2013年1/2)Ibus iconの不調
Cinnamonデスクトップで確認されているが起動時
にIbusのアイコンの周りに
鍵カッコのようなもの(Lの反転したようなもの)
が現れるバグ。
これについては、linuxmintのCinnamonnでも発生している模様で
現在修正待ち 。
とりあえずシステムアイコンを表示しない設定にするか
ibus以外の入力メソッドを使うくらいしか手がない。 (追記終了)
加筆)2013 2/10
0.8.3がいつの間にかでていたので
それにまつわる変更をいくつか紹介しておく。
6.Fcitx-mozc
0.8.3よりの変化として日本語入力にFcitx-mozc
というものが、使われている。
本来unixで使われていたものらしく
BSD系列でも使われているようだ。
Ibusの場合とちがってyaourtをつかわずに
defaultのpacmanで簡単にインストールできる
ので時間的にも手軽にインストールできる。
.xprofileの設定以外とくに設定も必要なく
rebootして再ログインすると勝手に起動してくれた。
今後Ibusからこちらに移行していくかどうかわからないが
こういう日本語入力があったのを全くしらなかった。
7.mirror listの問題
これは少し深刻な問題だがどういうわけか/etc/pacman.d/mirrorlist
に設定されている初期設定のミラーからアップデートが出来なくなっていた。でリストを開くと、11行目のドイツのServerに#をつけてやり
27行目の United Statesのサーバーの#をはずす。
このようにしてやるとドイツのサーバーからより最寄りの
アメリカのサーバーが使われるようになる。
あとYapan(yet another pacman manager notify)
これも0.8.3以降取り入れられたシステムで
要はパックマン用のアップデート マネージャーだ。
ただあまり役に立つように思えないし、一応
アンインストールもできる。
(加筆終了 その5に続く)