2012年11月25日日曜日

manjaro linux その3


manjaroの特徴の一つにPacman-guiがある。
defaultではGnomeのpackagekitが入っているので

$sudo pacman -S pacman-gui
で別にインストールしてやらないといけない。



簡単に 説明するとSync DBはデータベースの更新。
install packageとinstall local packageの違いは
前者が普通のインストールで
後者はダウンロードしたパッケージを個別にインストールする
debianでいうGdbiやrpmマネージャーのようなものにあたる。

updateシステムはシステムのアップグレードをやってくれるが
限定的な機能しかないようで、
これとは別に アップデートの通知があって、packagekit付属の
本格的なアップデートマネージャーがdefaultで入っている。

Seach Packagesの使い方は
たとえば初期状態ではlibreoffice
は日本語パッケージが入っていないので、これを探すとすると
Seach Packagesをクリックしてlibreと入力すると
アルファベット順に libre関係の一覧が表示される
extra/libre-office-ja 3.6.2−1                                                  Japanese language pack for libreoffice                                       
あとはこれをInstall Packagesでインストールしてやれば日本語化終了。


リポジトリーにあるパッケージを探すには
上の画像の赤い枠の所をクリックすると
pkgbrowserがあらわれる。

pkgbrowser















赤い枠で囲んでいるところは
include AURと書かれていて、ここに
チェックを入れることでarchのレポジトリーにある
パッケージも参照できる。

ただし通常にインストールできるのはあくまで
manjaroの公式レポジトリーにあるpacmanを使った
パッケージのみでそれ以外のAURのパッケージは
あくまで端末からyaourtやpackerを使ってインストール
しないといけない。

いかに優れたLinuxでも、guiのパッケージマネージャー
がないのは厳しい。

伝統的にArchやその派生のOSはGuiのパッケージマネージャー
をもっていなかったが、ついにきたかという感じだ。
少なくとも、 Archのコマンドになれない
自分のような初心者にはこれでも十分助かる。(その4に続く)