2012年11月23日金曜日

manjaro linux 64bit gnome-cinnamon(0.8.2) その1

(追記2013 4/13)0.8.5を最後にcinnamonデスクトップでのリリースを切る模様、
今後Xfce,gnome3, KDEの3つのデスクトップになるようです(追記終了)

(追記2013 2/10) 0.8.3でミラーリストの問題が発生しているようなので
その4に加筆しておきました。(追記終了)

arch系のlinuxでcinnamonが使えるものとしては
cinnarchとこれの2つがとりあえず有名でどちらもヨーロッパ産のlinuxだ。
manjaroのキャッチフレーズは
"アーチリナックスを簡単に"
"単純さを楽しめ”。

すごく洗練されていて使いたいと思っていたが
日本語入力がうまくできなかった。
今回日本語入力ができたので記録しておく。
なおインストールせずにLiveDVD 上より行なっている。

(追記2013 2/15)
fcitx-mozcという日本語入力システムが
Manjaroのデファルトのリポジトリーに追加されていて
yaourtを使わずにすむので
ibus-mozcより簡単にインストールできる。
(追記終了)













ロケールの変更


bridgelinuxの場合とほぼ同じ
なお、Pacmanコマンドの使い方はmanjarolinuxその5に詳しく
書いてあるのでそちらを参照。

端末よりnanoで編集する。 
(nanoはctrlキー+Oでセーブ、ctrlキー+Xで終了。)

$sudo nano /etc/locale.gen

ja_jp.utf8の#をはずす。


$sudo locale-gen
でロケールを生成。



$sudo  nano /etc/locale.conf
LANG="en_US.UTF-8"のところを
LANG="ja_JP.UTF-8"に書き換えてやる。
LC_ALL=Cはそのままにした 。

次に具体的なロケールの変更はすべてCinnamonの場合
メニューよりSystemsettingsで行える。

menu>systemtools>systemsettings>Regeon and language


左のような
ウインドーが出る。
最初、項目にJapanese
は無いので、
左下の+をクリック
して追加し
左の様に緑のバーが
Japaneseのところに
かかったままにしておく。






上のタブを切り替えて layoutを開く。



ここでレイアウトとは
キーボードのことで
上の場合と同様に、
左下の+をクリックして、
Japaneseを追加してやる。










とりあえずログアウトして再ログインするが
再ログイン時のパスワードはmanjaro
username、ルートパスワードも同じ。
再ログイン後デスクトップ日本語表示 に切り替わる。

日本語入力


まずibus-anthyをいれて使えるか試してみた。
$sudo pacman -Syy
でレポジトリー更新
$sudo pacman -S ttf-sazanami
でフォントを最低限の日本語フォントを入れておく
(加筆1)ttf-kochi-subustituteやその他のフォントはAURにあるので
その2でレポジトリ−を追加したあとでインストールする。

また sudo pacman -Sの使用が初めての場合pacmanのアップグレードが優先
される、インストールが中断されるので、
その場合はもう一度同じコマンドを実行してやる。
(加筆終了)

$sudo pacman -S ibus-anthy

$sudo pacman -S ibus-qt

$ ibus-setup

でibus起動後タブのインプットメソッドの選択をクリック
日本語を選んでanthyを忘れず追加。
(結構選択だけして追加のクリックを忘れることが多い。)

注意)ibus-setupがエラーを起こす場合
一番多いのは#ibus-setupを行えば起動する場合は
ホームの隠しファイル.config内のibusファイルがrootになっていないか
確認し、もしrootになっていたら権限を変更するか、 ibusファイルをルート
権限で削除するとibusが起動するようになる。(終了)

しかしこれではまだ日本語入力ができない。
そこで最近tooroxの日本語入力に成功した際の方法を使う。

tooroxで日本語入力に苦心していた際xprofileという
ファイルが存在しないことに気づき、作ってやったらうまくいった。
desktopが異なるがこの方法でうまくできる。

geditを開き

export LANG="ja_JP.UTF-8"
export XMODIFIERS="@im=ibus"
export XMODIFIER="@im=ibus"
export GTK_IM_MODULE=ibus
export QT_IM_MODULE=ibus
export DefaultIMModule=ibus
ibus-daemon -d -x
を新規ファイルにコピーして.xprofile(ドットを忘れない)
と名付け保存。

ファイルを起動してhomeを開き
上のタブの表示(v)をクリックして「隠しファイルを表示する」
にチェックを入れたうえで、先程のファイルをおいてやる。

端末を開き
$qtconfig

上のタブのインターフェイスをクリックして
一番したのデファルトのインプットメソッド
をXimからIbusに変更してやる。
尚、qtconfigの詳しい図入り説明は
nettrunnnerのところ
を参照。

一度ログアウトして先ほど同様に再ログインすると
日本語入力ができるようになる。(その2に続く)