PCLOSは初心者むけで非常に扱い易いLinuxの一つ。
特徴としてはKDE、Xfce,
Lxdeなどのデスクトップをもち
ローリングリリースのシステムを採用している。
日本語化のやり方は2011と全く同じようだ。
(operation nomalの2011の PCLOS日本語化参照させていただきました。)
まず起動後
警告として
端末からの
apt-get update
や
apt-get upgradeは行わないように
というメッセージがでる。
これはなるべくsynaptic managerを用いて
アップグレードをするようにということだ。
とくにどうしても端末を使いたいならば
apt-get upgradeではなく
apt-get dist-upgradeを用いるように
ということが書かれている。
1)synaptic managerを起動
設定>レポジトリー
を開き なるべく日本国内のミラー
を使う。
例えば,リケンやJaist 山形大学のものがある。
ミラーは最初、上から2つがデフォルトとして
チェックが入っているが
基本的に1つでよい。
特に重要なアップデートを行う場合は
1つだけにしてくれと警告がでる。
(このへんの事情は2chにも詳しく書かれている。)
2)synaptic manager
を再読み込みし 、すべてアップグレードを選ぶ。
(このLinuxの場合addlocaleで日本語化が
すべて片付くはずだが、addlocale自身が古い場合があるので
必ず アップグレードをかけておく。)
3)addlocaleで日本語を選び指示通り
に設定。
ほぼ自動で行なってくれる
追記)多分これだけで日本語化できたと思うが ダメだった場合
- kde-l10n-jaがインストールされているか確認、なければインストール。
- KDEのコントロールセンター(下のパネルのデスクトップを設定)
日本語が入っているかを確認。なければ追加してやる。
初期設定の
日本語入力はscim-anthy
uimもあるが思いの外
この初期設定の日本語入力がきちんと
動作してくれなかったりする。
残念ながらPclinuxOSは、当然日本人
向けには作られてないため、
日本語入力等にはあまり強くない。
そこで日本国内で
自力で日本語入力を作ってくれている
人たちのパッケージを使わせてもらう。
母国語の入力ができないというのは
パソコンとして致命的な欠陥なので
こういう日本語入力をつくってくれる
人たちには心から感謝します。
4)Operation normalのサイト
(http://tomcat.nyanta.jp/sb2/)
より野良ビルドのパッケージを頂いてくる。
具体的にはパッケージのrepositoryを
/etc/apt/sources.listに貼り付けてやり、
synapticを再読み込みし、
- ibus-mozc
- ibus-gtk
- ibus-qt4
- ibus-anthy
だいたいこのくらい入れてやると
あとは依存関係で自動で入ってくれると思う。
5)menuよりkonsoleを起動して
を入力すると
次のような画面がひらく
1のibusを選んでコンピューターを再起動すると
日本語化完了。
もうひとつのやり方としては
settimeのかわりに
QT config
を起動してibusを選択してもいけると思う。
(追記)これでもうまく日本語化ができない場合さらに
下のパネルのconfigure your desktopをクリックし
システム>システムの言語下の次へを選んで
次ページに移動し一番下の入力メソッドを変えてやる。
入力メソッドの確定がややこしい原因は
結局どの設定が最優先になるかがわからない
ために生じるようなので、うまく行かない時は
はすべての設定をためしてみるより他になさそう。
(追記2)システムトレイにIbusやScimのアイコン
が表示されないバグが報告されている 。
これはPYTHONが絡んでいるらしいが
KDEがバージョンアップされるよりほか
今のところ直しようがないとおもわれる。
解決法としてはトレイのIbusアイコンを
非表示にしておき、Ibusの設定で言語パネルを
常時表示 にしておく方法がある。
(追記3)KDE4.8.3にUpgradeされこの問題は解消
参考1)PCLinuxOS KDE4.8.3へのアップグレード
参考2)pclos解像度 の変更