ルート権限を使ってファイル等をゴミ箱へ送ると
通常のゴミ箱ではなくルートのゴミ箱に送られて
しまい通常のゴミ箱からは削除できなくなってしまう。
これを何とかする方法を調べていたところ
$sudo rm -r /root/.local/share/Trash
で削除を行なっている。
しかしこのコマンドではTrash以下の
files
info
といった必要なディレクトリーまで消えてしまうのではないだろうか?
そこでさらに調べてみるとより安全な方法として
Bleachbitを使うという方法が次のサイトに出ていた。
How To Empty Root's Trash Safely in Ubuntu
あまりBleachbitなどつかったことが
なかったのでこういうふうに使うのかと
わかって非常に助かりました。
簡単に説明するとまず
1)synapticを検索してBleachbitをインストールしてやる。
2)メニューよりBleachbitをクリックすると
通常のusrの権限で開くかroot
の権限でひらくか尋ねてくるので、
rootを選択。
(この選択がない場合、$gksu bleachbitを端末から入力)
3)ディレクトリーの一覧が表示されるので
一覧の中からゴミ箱を探し、横のボックスに
チェックをいれてやる。
4)一番上のプレビューのところを
クリックするとゴミ箱のごみが表示されるので
削除するものを確認。
5)先ほどのプレビューの横にある
削除のボタンをクリックして削除をしてやる。
これで必要なファイルを消さず安全に消去ができる。
(追記)bleachbitを使わない方法として
ルートのnautilus(gksu nautilus)を端末より
入力 編集>設定>動作の順にタブをクリック
動作の一番下のゴミ箱を経由しないで削除する
のボックスにチェックを入れて、
隠しファイルを表示するに切り替えた後
/root/.local/share/Trash
へ移動しゴミの中を個別に削除する方法があるようだ。