2012年4月29日日曜日

PCLOS(pc linux os)解像度

PCLOSの解像度が最近購入した
うちの家の横長モニターの改造度
にあってなかったので、xorg.conf
を修正した。

いじったのは、水平度、垂直度のところと
解像度を増やした。(1280x768という解像度がなかったため。)

追記)15.4インチの横長のノートパソコンでも
LiveCDで試したところ1280x768でいけた。

基本的にはparsixのxorg.confの内容を書き足しただけ。

/etc/X11/xorg.confに貼り付けて使う。
念のためコピーをとってから使ったほうがいいとおもう。

設定はKDEのコントロールセンターではなく、PCLOSの
コントロールセンターで行った。
 (権限の関係でそちらのセーブデーターが優先されて
KDEの設定からセーブしても無効になるため。 )

PCLOSのコントロールセンター>グラフィックスの設定>解像度
の倍率の項目をクリックして、 次のページで再び改造度の中の
その他の項目を選び、その中で自分の解像度にあったものを選ぶ。














 





注意)デフォルトではnvidiaのグラフィックとプリンストンの
モニターの設定になっているのでXorg.confを取り替えた直後に
configure your desktopをクリックしてして
コントロールセンターを開き
ハードウェア>グラフィックスの設定
をいじって自分のグラフィック環境に設定しなおしてやらないと行けない。

ファイルの内容は以下のリンクをクリックしてダウンロード
xorg.conf 

(追記)2013 7/9 xorg.confの設定が共有になっていなかったようなので
変更しておきました。Xorgの変更はくれぐれも慎重に。(追記終了)

2012年4月26日木曜日

pclos(pc linux os)2012 KDEの日本語化

















PCLOSは初心者むけで非常に扱い易いLinuxの一つ。

特徴としてはKDE、Xfce,
Lxdeなどのデスクトップをもち
ローリングリリースのシステムを採用している。

日本語化のやり方は2011と全く同じようだ。
(operation nomalの2011の PCLOS日本語化参照させていただきました。)

まず起動後
警告として
端末からの
apt-get update

apt-get upgradeは行わないように
というメッセージがでる。

これはなるべくsynaptic managerを用いて
アップグレードをするようにということだ。
とくにどうしても端末を使いたいならば
apt-get upgradeではなく
apt-get dist-upgradeを用いるように
ということが書かれている。

1)synaptic managerを起動
設定>レポジトリー
を開き なるべく日本国内のミラー
を使う。

例えば,リケンやJaist 山形大学のものがある。
ミラーは最初、上から2つがデフォルトとして
チェックが入っているが
基本的に1つでよい。
特に重要なアップデートを行う場合は
1つだけにしてくれと警告がでる。
(このへんの事情は2chにも詳しく書かれている。)

2)synaptic manager
を再読み込みし 、すべてアップグレードを選ぶ。
(このLinuxの場合addlocaleで日本語化が
すべて片付くはずだが、addlocale自身が古い場合があるので
必ず アップグレードをかけておく。)


3)addlocaleで日本語を選び指示通り
に設定。

ほぼ自動で行なってくれる

追記)多分これだけで日本語化できたと思うが ダメだった場合

  1. kde-l10n-jaがインストールされているか確認、なければインストール。
  2. KDEのコントロールセンター(下のパネルのデスクトップを設定)
をクリックして開きロケールのページに行き、右側のボックスに
日本語が入っているかを確認。なければ追加してやる。


初期設定の
日本語入力はscim-anthy

uimもあるが思いの外
この初期設定の日本語入力がきちんと
動作してくれなかったりする。

残念ながらPclinuxOSは、当然日本人
向けには作られてないため、
日本語入力等にはあまり強くない。
そこで日本国内で
自力で日本語入力を作ってくれている
人たちのパッケージを使わせてもらう。

母国語の入力ができないというのは
パソコンとして致命的な欠陥なので
こういう日本語入力をつくってくれる
人たちには心から感謝します。

4)Operation normalのサイト
 (http://tomcat.nyanta.jp/sb2/)
 より野良ビルドのパッケージを頂いてくる。

具体的にはパッケージのrepositoryを
/etc/apt/sources.listに貼り付けてやり、
synapticを再読み込みし、
  • ibus-mozc
  • ibus-gtk
  • ibus-qt4
  • ibus-anthy
など主だったibus関係の入力パッケージ をインストール。
だいたいこのくらい入れてやると
あとは依存関係で自動で入ってくれると思う。

5)menuよりkonsoleを起動して
$ setime
を入力すると
次のような画面がひらく

setime - ver.0.71

   1. ibus:         入力メソッドとして IBus を使用します
   2. scim-bridge:  入力メソッドとして scim-bridge を使用します
   3. scim:         入力メソッドとして scim を使用します
   4. uim:          入力メソッドとして uim を使用します
   5. none:         入力メソッドは使用しません
   9. status:       現在の入力メソッドに関する情報を表示します

 使用する入力メソッドを撰択してください (1-5 or 9):


1のibusを選んでコンピューターを再起動すると
日本語化完了。

もうひとつのやり方としては
settimeのかわりに
QT config
を起動してibusを選択してもいけると思う。


(追記)これでもうまく日本語化ができない場合さらに
下のパネルのconfigure your desktopをクリックし
システム>システムの言語下の次へを選んで
次ページに移動し一番下の入力メソッドを変えてやる。

入力メソッドの確定がややこしい原因は
結局どの設定が最優先になるかがわからない
ために生じるようなので、うまく行かない時は
はすべての設定をためしてみるより他になさそう。

(追記2)システムトレイにIbusやScimのアイコン
が表示されないバグが報告されている 。
これはPYTHONが絡んでいるらしいが
KDEがバージョンアップされるよりほか
今のところ直しようがないとおもわれる。

解決法としてはトレイのIbusアイコンを
非表示にしておき、Ibusの設定で言語パネルを
常時表示 にしておく方法がある。

(追記3)KDE4.8.3にUpgradeされこの問題は解消
参考1)PCLinuxOS KDE4.8.3へのアップグレード
参考2)pclos解像度 の変更

















2012年4月24日火曜日

linuxmint debian package4導入後のパスの異常

喉元すぎれば熱さ忘れるとは
よく言ったもので、debian mintを
アップグレードした時に発生した異常のこと
を書き忘れていた。

かならずしも誰にでも
この異常が100%発生するわけではなさそう
だが、まれにubuntuなどのアップグレードの時にも
発生するようなので書き留めておく。

linuxmint debian のパッケージ4へのアップグレード後
一時sudoコマンドを使って一切のインストールが
出来なくなってしまった。
start and stop daemonというのが関係しているようで

This is most likely caused by the lack of
admimistrative privileged associated with your user account.

という記述が表示されてインストールが途中で止まってしまう。

あちこちさがした結果次のサイトの意見が有益だった。
http://www.linuxquestions.org/questions/linux-desktop-74/cant-execute-commands-that-is-in-sbin-with-normal-user-762399/

何が言いたいかというと
結局端末から次のコマンドをうつことで解決した。

$export PATH="/usr/local/sbin:/usr/local/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/sbin:/bin:/usr/games"

2012年4月23日月曜日

KDEで使えそうなLinux

Slackware
古くからあるLinux
(というかリナックスの原型)
別名生ける化石。

初心者向きではなく、かなり玄人むけ
安定感が抜群で
どっかの大学の先生が
盛んにすすめてた。
実際には依存関係が複雑で
手動で解決しなければならず、
かなり扱いにくい。

日本語入力もIbus-mozc
が使えるようだ。
ただしmozcをいれるのはかなりたいへんらしい。

ちなみにLinux Question orgの投票で
2012年の最も優れているKDEの
Linuxの一位に輝いていた。
およそ30%の
KDE userがつかっているらしい。


(追記)
そもそもインストーラーがないのでインストールが
非常に面倒なうえ日本語化も大変そうだ。
そこでもし初心者が使うならSlackelというギリシャ産のdistriがある。
Slackwareとsalixをベースにしたものだが、
日本語環境を持っていて、
インストールも比較的簡単にできる。
ただ日本語入力については自分の技量不足で
ibus-mozcは入れられなかった。
(追記終了)

2.Chakra linux
archLinux の系列、というか
単にkdeのデスクトップを入れただけ
という話も....

archはリリースのたびに
インストールの方法が
ころころ変わり、そもそも
デスクトップというものが
ないのでこれだけでも
大助かりだ。

前に使ったときは
インストールに難があって、
それきりつかってない。
海外では人気があるので
とりあげた。

KDEにあわせるために
それなりに苦労してるよう。
Gnome版としてkahel osがある。
(追記2013 2/15 Manjaro linuxが最近では使いやすい。
Desktopも豊富でKDEも使える。この他にもarch系でKDEがつかえるのは
Bridge Linuxなどがある。ただarch系もAURのレポジトリー
を直接共有しているタイプのものは不安定になりがちなので
この点において独自のレポジトリーを持っているManjaroがおすすめだ。
(追記終了)


3.OpenSuse
KDEで使うおすすめの1つ。
初心者向け、インストール
もパッケージの管理もGui
で行うことができる。

会社が作っている
という点で非常に使い勝手
には気をつかっていて、
ウインドーズ並に自動化が
進んでいる。
(ただしXP以上に重いという話もある。)

もともとはSlackware派生
のリナックスだったが、RPM系列 に鞍替えした。
Fedoraのレッドハットと同様に、企業型
のリナックスでNovelが運営している。
(その後Novel自体が買収されたが一応
Novelが直接経営を行なっている模様。)
有料のSuseLinuxもある。

12.1を使ってみたがデスクトップの
日本語化にやや難がある。
日本語入力はほぼ問題なし。

営利型のLinuxはあまり
ローカライゼーションがうまくない。
その点では地域に密着したコミュニティー
型のLinux(debianなど)
のほうが日本語化もすぐれているように思う。

なおOpenSuseは 無料だが、
Suse linuxを改良するための実験的性格
が強く、人気のOSの一つだがバグもおおい。

こういう書き方だと
さも、OpenSuseがよくないように
誤解されそうだがdebian
であろうとubuntuであろうと
Linuxの場合、リリース直後は
多かれ少なかれバグは出る。

だから、あえて少し時間がたってから
使ったり、UbuntuならLTS(長期保証版)
などから入る方法もある。

Suseだとあえて
一つ前のバージョンくらいから使っていいくらい。


4.Fedora
red hat社のリナックス
有料版は現在ではもっぱら
サーバー向けとなったらしい。

本来は極めて先進性を追求した
ディストリビューションだったのだが、
Fedoraのデスクトップとしての
役割が最近はなにか惰性でやってる
社会奉仕活動みたいになってきてるせいか、
最近はどんどんマニアックな方向
に向かってるような気がする。

rpm系Linuxの残念なことは
Debian系のようなDistribution間の互換性がほとんどないこと。

自由に使い回しのきくDebian系列
に対してパッケージのメンテナンス
やバグ情報の共有などの点でどうしても劣るのではないだろうか。

これは会社の経営するLinuxということで、
どうしても開放的とはいえないように思う。

日本のLinuxで昔からあるものの
大部分がrpm系列だというのは日本でLinuxが伸びなかった
大きな原因ではないだろうか?

話が逸れまくったが
初心者にはあまり使いやすくはない。

5.Kubuntu
Ubuntuの派生だからちゃんとしている
と思ったら大間違い。
重いし、いろいろバグって大変みたい。

結構人気はあるのだが、
個人的にKubuntuに対しては
あまり良い印象がない。

日本ではまだ日本語化がきちんとされている点や
インストールが楽な点が評価されているが、
海外(特にヨーロッパ)からは
”KDEの信頼を失墜させたOS"
"最悪のKDE distribution "
という厳しい評価をうけている。

Ubuntuの親会社に最近
援助をきられたもよう。


6.Kanotix(hellfire)
インストールが英語なのが
英語アレルギーの人には
つらいかも・・・
少しソフトが古くなってきており
そろそろリリースが待ち遠しい。

デビアンを母体にしている。

以前最新版(不安定版?)
のシド を使っていたが、
Siduxの分離後stableに切り替わった。
かなりいじりやすい。
日本語化もきっちりしている。
(日本語化はちょっとこつがいる。
カスタムしやすく、自由度拡張性も高い。)

KDEの中ではおすすめディストリのひとつ。
(追記2013 2/9その後リリースが再び
滞っており、さすがに使えなくなった。)

7.PCLOS(pclinuxos)
32ビット版しかないがこれもおすすめ。
mandriva派生。

最近 mandrivaはすごく
残念なことになってるみたいだ。

ユーザーフレンドリーで
いわゆるapt-rpm型
のディストリで synapticが使える。

日本語環境はまずまず。
一応mozcも使おうとおもえば使える。
(ただし本家のレポジトリーにはなく、
心あるユーザーの方たちが自力で作って設置してくれた
一般には野良レポジトリーと呼ばれるものがある。)

KDEとしては
信じられないほど軽い。
完全にデスクトップ向けに特化。
あまりつかってる人がいないのは残念。
最近はgnome対応していない。
それが不人気の理由か?
一応ローリングリリース。

(追記)Gnomeも開発は続いていて
test版はダウンロードできる。
(公式ではなかったように思う。)
以前、サイトのリンクが間違ってたので
消しました。

8.Netrunnner
Kubuntuを母体にやり直した
ディストロ。

LiveDVD重すぎ。

バグ取りはそれなりにできてる。

LiveDVDのpasswordが
なくてDVDからの日本語化は無理だった。

日本語環境や
日本語入力は問題なかった。
(フォントをいれたり少しいじらないといけない)

インストール後、
最初に出てくるはずのGrub画面
が出てこず 、起動スプラッシュ
に異常があってまっくろけ。
なんとかログインできたがひやひやした。
(追記)その後のリリースではこのようなことは
起こっていない。

海外では、LinuxMintKDEのライバルと目されている。
ネット対応を意識しているようだが
CPUの性能が低いとかなり重いのでどうだろうか?


8.Sabayon linux
イタリアのLinux
デザインがすごく斬新で
Gentooの泥臭さはない。

Gentooを母体にしているが
独自のレポジトリーを持っており
バイナリーのパッケージをある程度
使っているので、
 Gentooほどパッケージのインストール
に時間や手間はかからない 。

ライブDVDはやはり重い。
以前にインストールしたときは
インストール中にロック風の音楽が
流れていた。

日本語化や日本語入力については
もうひとつよいうわさは聞かない。

ただ本家 Gentooでmozcが
使えるようになったので、
おそらくもう日本語入力がmozc
でできるのではないかと思われる。

それなりに癖が強く
前にインストールしようとしたが
失敗したことがある。

追記)sabayon 9が出てMozcが簡単にインストール
できるようになった。



9.Mepis
かっては完全に無料だったが
現在は有料版がメイン
かっての無料版
はSimplyMepis
とよばれている。

デビアンを母体にしており
SynapticManagerが使える 。

洗練されたデザインですごく
魅力的だが、日本語対応しておらず、
デビアン派生の割に通常の
やりかたでは日本語化できず

やっかいだった。

日本語入力はdebianのMozcが
使えるはずだがこちらも
うまく制御できないらしい。

以前使った時は
3Dのドライバーがどうしてもうまく
はいってくれなかった。
最近はどうも落ち目で安定版は8.5
のままでとまっている。
(追記2013 2/9)
有料版以外はアップデートが弾かれるという
噂もある。(追記終了)


使えそうにないもの

10.Mandriva linux
返事がないただのしかばねのようだ。

ここの歴史は買収と合併の繰り返し。
もともとはフランスのLinuxで
ドイツのSusuとならんでヨーロッパで
人気のディストリだった。

質実剛健で男性的なイメージの
Suseにたいしてすごくおしゃれで
洗練された デザインが際立っていて
それだけで使いたいという人がいた。
(SonyとかAppleのPCみたいなものか?)


このLinuxもKDEがDefaultで
そっちのほうが使いやすいらしい。

開発版は無料でダウンロードできるが
本格的に使うには有料版が必要。

以前Gnomeをインストールしたが
インストールの段階から大変で
インストール後もバグりたおしだった。

そのころからもうおかしかったのか
結局、主要な開発者がぬけて
Mageiaというコミュニティ型
のLinuxがたちあがった。

Mandriva linuxには根強いファンが
いたせいか Mageia立ち上げの際
大変な寄付金が集まったことが
ニュースになっていた。

開発はほとんど止まっている模様。
立ち直るとしてもかなり時間が
かかるだろう。

(Mandlivaの元技術者たちを
集めてロシアでRosaLinux
というものができたらしい。
32ビット64ビットともにあるが
LiveDVDでKDEのみ、LIVEでの使用は可能らしいが、
インストールができるかはわからない。 )


Mageiaについてはまだパッケージ数が
少なくこれからということらしい。

追記)Mageia
 Mandriva linuxからわかれたOSで
本家より現在活発に活動している。
本家が企業型のLinuxなのに対し
コミュニティ型のLinuxを標榜している。

 Mageia2が出た頃から急速に人気が
出始め、現在Distrowatchの3位に躍進。
短期の人気ではUbuntu
を上回り2位につけている。

ダウンロードして見たところ
DVDではなくCDに納まった。
本来はKDEをDesktopとしていたが
現在はGnomeを始めとして
様々なDesktopが使える。

2chによるとGnome版では
まだMozcの日本語入力に
難があるとのこと 。

画面の解像度についてはWide画面に
はまだ対応できておらず、Radeonのフリー
のドライバーの一部に対応していない
との噂がある。(実験的に確認していない)

KDE版については、LiveCD上から動かした
範囲では、立ち上げ時の設定で
はじめからNvidiaのVideoDriver
を認識することができ、最初から日本語表記も可能で、
Ibus-mozcもインストールされていて
僅かな設定だけで日本語入力ができた。
(あくまでCD上から動かしたのみでインストールしていない。)

一時的に爆発的人気を得ているが、
本家のMandriva linuxがあの体たらくで
あれだけのバグをもっているのでインストールして
全く何も問題がないとは思えない。
また、ソフトの数もまだまだ 足りないと思われる。
もう少し様子を見たい。

企業型のLinuxからCommunity型のLinuxになったおかげで
風通しがよくなったせいか、以前見た時より、デスクトップの
日本語が、よくなっていると思う。






OpenSuse 12.1の感想


Gnome3のデスクトップが
あまりうまくいっていないようなので
見切りをつけて

KDEデスクトップ環境で比較的
扱いやすいOSを色々さがしていて
ひさしぶりにOpenSuse をインストールしてみた。

OpenSuseは本来SuseLinux
という有料のLinuxから最新のデーター
やバグ等のテストを兼ねて無料で配布
されてきたものなので、人気は高いが
意外に予想外のバグも多い。

windowsとの互換性も高く。
シルバーライトのLinuxバージョン
のMONO(moonlight)の開発などでも有名だ。

基本的には、初心者向けのLinux
で自動化が進んでいる。
YASTというパッケージ管理
システムが、ネットワークの管理
ウイルス対策、ダウンロード等
様々なことを一括で管理している。


日本語入力はこのバージョンから
ibus-mozcが採用されている。
デビアン系列のものでは
ほぼ採用されているが 、
日本語で使えることを唱えている
ディストリでも、未だにscim-anthy
しかないものもあるからこれは便利だ。


使用するには
http://software.opensuse.org/121/ja
から新たなレポジトリーを追加しなければならない。
(いわゆるワンクリックインストール。)
また最初はコーディック等がはいっていないので
色々調べて落としてやらないといけない。
(2chのSUSEスレが詳しい。)

Linuxの場合どれだけ地域の言語
の導入がなされているかという問題が
あるが、随分よくなったとはいえ、
まだデスクトップの日本語化に若干問題がある。
 このバージョンではkdeのシステム設定を
起動させた時のウインドーが、英語のままである。

追記)7/27yastからルートの設定でも日本語化
変更可能とのことで 試してみたが変化なかった。
 もうひとつ気になることとして、
Firefoxを使った時
You tubeの広告の”5秒後にスキップ”
と他のOSなら表示されるところが文字化けになる
これはフラッシュの問題でもあるので必ずしもSuse
のせいだけとはいえないが、他のLINUXでもちゃんと
と表示されるものもあるので何とかして欲しい。
(そう思ってubuntu12.04を見てみたら
これも文字化けだった。 )

追記8/2)このフラッシュの文字化けは結局
日本語フォントの不足が原因だったようだ
特にjavaの設定と関係の深い
sazanimi-mincho
sazanimi-gothic
kochi-mincho
kochi -gothic
の4つのフォント
のどれがかけても
だめなようだ。
(追記終了)

またログインスクリーンやユーザーの追加に
ウインドーズとの接続に問題がでているようだ。

OpenSuseでよく指摘されるのはYASTによる
集中管理の便利さでわかりやすい反面、
非常に重いということがあげられる。(特にKDE)

KDEの場合はsystemsettings
(旧KDEコントロールセンター)
が本来デスクトップや自動ログイン
スプラッシュ、解像度に至る様々な
設定を管理していて、自分が知る限り
Kubuntu、Sidux、mepis
(mepisは一応独自のコントロールセンターを持つ)
などdebian系はほとんどsystemsettings
がこれらを管理をしているがSuseの場合
ここが非常に改造されていて、
それらの機能がSuseのコントロールセンターによって
改良されてより一元的に管理されている。
(KDEのわりには設定の自由な変更があまりできない)

個人的には以前に使ったgentooのパッケージ
インストールにかかる時間がどれほどのものか
骨身に染みているので、それほど重いとは
おもわないがdebian系のSynapticの軽さ
を知っている人からはあまり好まれないかもしれない。

FedoraやOpenSuseのようなディストリは
自分のような初心者がつかう場合は少し
間をおいたほうがいい。








2012年4月14日土曜日

slackel kde 64bit


slackel 64it kde4.8.5














distrowatchをみていたら、日本語が最初から使える
というOSがでていたので、ちょっと試してみた。
slackwareとsalixを母体にしたslackelというもので
原産国はギリシャ。

 slackwareなど触ったこともないが
とりあえずlivedvdで動かせるようなので
日本語化に挑戦してみた。
(インストールはしていない。)
尚、ルートパスワードはliveである。
(当初これが分からず苦労させられた。)

いきなりDVDを起動するとキーボードのレイアウトと
国の変更が可能だったので変更しておいた。

ログイン画面が表示されるが
この際のログインパスワードは不要。

デスクトップが起動したが日本語になっていない。

sourcery slackbuild managerなるものがあった。
synapticやyum extenderなどと比較すると
きわめて単純なパッケージを並べて
検索機能をつけただけのguiの
管理システムだが
kde-l10n-jaが出てこない。

仕方ないので端末を開き
$su
パスワードは先ほどのliveを入力。
#slapt-get update
#slapt-get -i kde-l10n-ja
で日本語パッケージが入る。
menu>お気に入り>システム設定>ロケール
を開き国と言語をいじってやる。

一度ログアウトしてログインしなおす。
(パスワード不要)

次に日本語入力だが
ibus
anthy
がパッケージにあることがわかった。
ところがibus-anthyやら
im-configがいると考えて
さがしまわったが見つからず
slackwareでのibus-anthyの設定を
見たところ、
メニューの検索ボックスにqtconfig
を入れてqtconfigを実行してやると
中程のインターフェイスをクリックすると
一番下にデフォルトのインプットメソッドの
項目があるのでibusをえらんで再ログイン
すると日本語が使えるようになる。

まったく触ったことのないslackware系
なので非常に苦労させられた。
multimediaのコーデック類は
メニュー>マルティメディア>
マルティメディアコーデックスをインストールする
でまとめて入れられるようになっている。

ただnvidiaのドライバー等が入っておらず
Xの環境もちょっとややこしそうなことが
かいてあったので
3d環境の構築は大変そう。
またmozcは端末を使って0からいれないと
いけないようなのでパスした。





2012年4月13日金曜日

Dream linux5 xfce 日本語化


以前はとても人気のあったディストロで今も
それなりに人気はあるが少し陰りがでてきている。
現在は32ビットのXfceデスクトップのみになってしまっている。
gnomeのデスクトップもあったがなくなってしまったみたいだ。

ブラジル産のLinuxだが、
debianを母体にしているので日本語化は難しくない。
とりあえずLiveCD上からの日本語化を行なってみた。

日本語化
1)日本語のfontが入っていないのでインストール
端末をひらいて
$sudo su
でroot権限に切り替える。
とりあえず
#apt-get update
をしておく。
注)この時Debian multimedia系のrepositoryに異常が
あると報告されたがとりあえず無視

追記1)このあとSynapticを調べてRepositoryの変更を
試みたがバグが発生してSynapticからの変更は不能。

ルートでthunarを動かして/etc/apt/source.listを開き
debian-multitudeのレポジトリーについて書かれてある行
をコメントアウトするととりあえずアップデート時に
文句を吐かなくなった。

ブラウザから直接debian-multitudeに行き
testingのレポジトリーをチェックする必要がある。
おそらくサイトの変更があったのだろう。
もっともあり得る理由としてはDebianのtestingがstableに移行する際
記述が変わったのではないかと推測する。

その後、記述を書き換えてみたがどうもうまく行かない。
ただliveDVDやUSBではこの問題は生じているようだがHD
インストールでは問題ないという人もいるようだ。(追記終了)

#synaptic
でsynaptic managerを起動。
kochi,sazanamiのゴシックと明朝をそれぞれ
とfonts-vlgothicをいれてやる。

2)localeをいきなりいじろうとすると
localesが入っていないといわれるので
これも同様にsynaptic managerから検索
して入れてやる。

3)再びルートで端末を開き
#dpkg-reconfigure locales
で生成するロケールにja_JP.UTF-8
にチェックを入れてやる。
デフォルトロケールもja_JP.UTF-8
を選ぶ。

4)メニューの隣にある丸と三角のボタンをクリックして
一度ログアウト(再起動ではない)
再ログインしデスクトップが日本語になっているか確認。

5)キーボードの変更
画面左上のメニューアイコンをクリック
設定>設定マネージャー>キーボードを開き
レイアウトでJapanを選び
他のものは消してやる。

日本語入力

日本語入力はibus-mozcが使えた。

1)synaptic managerを
検索して
ibus
ibus-mozc
などにチェックをいれるとあとは
必要なものが自動的にインストールされる
この時一度に100以上のパッケージがインストール
されたので正直驚いた。
ただし時間はさほどかからなかった。

最後に端末から
$ibus-setup
インプットメソッドの選択で
mozcを選択

2)先ほどと同様に一度
ログアウトし戻ってくれば
日本語入力が可能になっていた。

追記2)もしこれだけで入力できない
ようならば端末をひらいて
$im-config
でibusを選んでやる。(追記終了)

(加筆)デフォルトのブラウザはchromiumなので
日本語化するにはchromium-l10nをインストール
する。

追記3)synaptic managerにレポジトリーが追加できない問題について

本家のusrforumでも問題になっていて
今のところ解決方法はないようだ。
ただし基本的にはレポジトリーの追加自体は
Thunarをつかってやればいいので問題ないだろう。
(追記終了)

最後に感想としては非常に
コンパクトにまとまった
OSだと思う。

最近の傾向かもしれないが
旧式のパソコン向けに意図的に
作られているかもしれない。
わりと初心者向けだと
思うが、完成度が高く
あまり拡張性はないかも
しれない。

xfceのデスクトップだがScreenshotが取れる。

日本ではいまいち人気がないが
それほど悪いものではないと思う。

追記4)今さらのことだが
LiveCDの部屋に日本語化されたDVDが追加されたらしい。

2012年4月12日木曜日

windows8 developer previewの感想

大分前にダウンロードしたまますっかり忘れていたが、
いろいろネットを見ていたら完全に日本語化できるということなので
試しに使ってみた。

説明ではwindows7と同程度のスペックのマシンでないと
動かないそうだが、実は以前にこの同じコンピューターに
windows7のお試し版(64bit)を入れたことがあり、 それと
比べてみても文句なく起動は速い。

windows7(rc,64bit)については以前に
ウインドーズ7のこと  のところでも書いたとおり、
windows7の場合起動後デスクトップが現れても
しばらく待たないと全くブラウザが反応しなかったが
そんなこともなく、いきなりどんなソフトでも立ち上げられた。

このコンピュータには同時にvine linuxが入っているが
それと比べてみてもはるかに軽量だ。

新デスクトップのメトロと従来のデスクトップ
をわりと簡単に入れ替えることができる。

残念ながらタブレットがたのパソコンを持っていないため
メトロが どの程度便利なのかわかりずらい。
少なくともこの旧型のデスクトップでは非常に使いづらい。

そもそもログオフのスイッチやアクセサリーなどがどこに
行ったかわからなかったので、早々に通常のデスクトップ
に入れ替えた。

















通常のデスクトップは一見ウインドーズ7と変わらない。
どちらかと言うと野暮ったい。
多分おしゃれかどうかでいえば、Linuxのデスクトップの
新しいgnomeやunityやcinnamonのようなデスクトップ
のほうがはるかにおしゃれなのではないかと思う。

ただこれほど軽量だとはっきり言って
新しいcpuを使う必要がないのではないかと思う。
つまるところ小型のタブレットパソコンを意識した
OSということだろうか。
 
windows7も悪くはないが、スペックがきつい
XPの時代は1ギガのメモリーでもすごいと思ってい
たのに、今や4ギガでも windows7にとっては
最低のライン、へたしたら8ギガでも当たり前の時代、
そのおかげで大容量のメモリーが
安価で大量に出回ることにもなったようだが...

あくまでも開発版なのでこの状態で開発が今後も進んで
行けばの話だが、旧型のマシンでも
非常に使い勝手は良いと思う。ほんとうの意味で
XPの再来になるかもしれないと期待している。

linux mint debian edition (lmde) cinnamon desktop

cinnamon desktop


















四苦八苦しながらもなんとか
debian mintのpackage4への移行が
完了したが、cinnamon desktopが
当初使えなかった。

原因はcompizfusionでどうやら現状では
少なくともdebian editionの
デスクトップには組み込めないらしい。

とりあえずcompiz関連をすべてアンインストール
してようやく cinnamon desktopが使えるようになった。

デファルトではパネルは下にあるが
メニュー>設定>Cinnamon Settings>panel>desktop layout
 でpanel at the topでパネルを上に移動した。
 (Cinnamon Settingsの翻訳が進んでいないせいか英語のまま)

いままでのgnomeと大きく違うのは
パネルをひとついじるだけでも
Cinnamon Settingsを使うので
これがすべてのコントロールの中心になっている。

desktopの切り替えはそのままでは効かず
menu>設定>Cinnamon Settings>Hot cornner
を開いて左のHot cornner enableのボックスにチェック
 しないといけないようだ。
これでワークスペースの切り替えができるようになる。

 Applets類はmenu>設定>Cinnamon Settings> Applets
の水色のget new appletsのところをクリックしてダウンロードし
 ”~/.local/share/cinnamon/applets”
においてやると使えるようになる。

例えば
場所アイコンの場合 Get New Appletをクリック
してplaces( PXXI-3OYH-QXPO.zip)をダウンロードし
展開後~/.local/share/cinnamon/appletsに置き
 Cinnamon Settings>Applets
のPlacesの左のボックスにチェックを入れてやる。

ただこのままだと Places(場所アイコン)がパネルの
右端のほうに配置されてしまうのでこれを
再配置するにはCinnamon Settings>Panelの
下の方にある Panel edit modeのボックスにチェック
を入れたあとパネル上のアイコンをマウスでドラッグ
してやる必要がある。

Cinnamon Settingsはまだ英語の部分も多い.
compizの組み込みもこれからのようだ。
その他にも従来gnomeで使えたソフト
例えばsensors-appletのような
cpuの温度を表示するようなソフトが
現状ではまだ組み込めないようだ。

(追記)4月の末にpackage4を最初から
搭載したcinnaon、mate、lxdeの3つの
デスクトップのバージョンのリリースの告知が
distorowatchに出ていた。

しばらく使ってみた感想として
cinnamon、mateのどちらも起動時間が以前
よりかかっているように思う。
おそらく原因は旧gnomeで使われていた
たとえばネットワークツールなどが
新たに作られたMate向けの
ほぼ同じ機能のものとが2重に併存している
からだろう。
(とりわけシステムツール類がダブっている)

本来debian-editionはubuntuを母体としない
ぶんだけ、軽量が売りだったのでやや本末転倒
かと思われる。

applet類も新しいパネルに組み込めないものも
多く、組み込めても挙動のおかしいものもある。
 sensors-appletに関してはUbuntuがUnity向けに
出したpsensorというものが代わりに使えるが
すこし挙動に問題があった。
(これに関してはあんきょさんがDevilspie
という アプリで制御できるという記事を拝見させて頂きました。)

(追記)その後cinanmon gadgetにCPUtemperatureが追加されて
こちらは異常動作もなくつかえる。


あとデスクトップの日本語化に関して
cinnamon desktopは現状で日本語化は100%完成
したとの見解のようだが、常識的にかんがえて到底
満足いくものとは思えない。

 lxdeは軽量で海外での評判はすこぶるよいが
日本での評判を聞くとまだまだ豆腐文字が
でるとのこと。

結局のところ新しいデスクトップは総じて日本語化に
問題があるようなので当分はKDEかXfceに避難しようかと
考えている。

(追記11/14)Debian wheezyのdefaltデスクトップはXfce
になる模様。
(追記11/20)package5がいつの間にやら導入されていた。
アップデートマネージャーに新たにmint-meta-debian-cinnamon
をインストールするようにとの通達があったので、忘れず
入れてやること。




2012年4月8日日曜日

linuxmint debian edition package4に関して

debian mint には多大な期待をしていただけに
package4にまつわる混乱には正直がっかりした。

 まずpackage4のリリースで一斉にダウンロードが
殺到したせいかメインサーバーがいきなりダウン
また無事、package4にupdate-manager を切り替えたものの
その後依存関係のごたごたで
現在あらゆるインストールができなくなってしまった。
 これではローリングリリースの意味がない 。
HDを傷つけただけ
結局、debian系列の巨大なパッケージで
 ローリングリリースは無理ではないかと…
 今後どうなるかわからないが
当分debian-mintに関しては 使わないつもりだ。

(追記)その後一晩がかりでかろうじてmateデスクトップの
構築に成功。しかし Cinnamonは使えなかった。
一度に1000近くも新規のアップグレードをパッケージ4に
詰め込んだせいで自動で起動するはずの
アップデートマネージャーが依存関係で混乱してまるでつかえなかった。

おそらくこのへんがローリングリリースの最大の欠点だと
思う。結局おおきな変化がある場合は新規インストールの
ほうが早いということがよくわかった。

結局従来の定期リリースの期間を長くとり、
よりこまめなメンテナンスをおこなってやるほうが
賢明なんではないかと思う。

ubuntuはすでにメンテ期間を延長するようだ。
ただDebianがローリングリリースを企てている
という噂がある。
そうだとするとDebianの影響下にあるディストリ
もそれにならう可能性はあるだろうが、
あんな大きなパッケージをローリングリリースで
メンテが追いつくのだろうか?

現在サーバーは故障と復旧の間
を行ったり来たりしているので
これからdebian-mintを使いたい人はしばらく
混乱が落ち着くまで1から2ヶ月程度
待ったほうがいいだろう。

あらたに最初からパッケージ4を積んだ
CDもしくはDVDが今後出てくる可能性もある。