2009年6月20日土曜日

pclinuxos google earthのこと

PC linux osのkdeバージョンでのgoogle earth導入にまつわること
google earthの4.3はシナプチックマネージャーにすでに入って
いるので、それをダウンロードしたところ、
font自体はきれいなのだが、設定がおかしいのか行間が
つぶれてしまっていた。
おそらく設定異常だと思われたので、homeフォルダー
の隠しファイルを開き.config>google>GoogleEarthPlus.conf
を開くとrender sectionが次のようになっていた。

CompassVisible=true
FeetMiles=false
GuiFontSize=10
GuiFontStyle=0
GuiFontWeight=50

これだけでは設定がたりないのだろうと思われたが、
自分でプログラムを書き換えられるほどの知識もないので
以前に参考にさせてもらったことのあるubuntuのデータを
参考に次のようにしてやった。

AnisotropicFiltering=0
CompassVisible=true
DisableAdvancedFeatures=false
ElevationExaggeration=1
FeetMiles=false
GridReference=0
GridVisible=false
GuiFontFamily=Gothic[自分の使いたいfont]
GuiFontSize=10 
GuiFontStyle=0
GuiFontWeight=50 

このようにしてやることで、異常が元に戻ってくれた。

次に海外のネットを調べていたところ、google earth
の最新版の5.0が簡単にインストールできるとのことで
早速、downloadし、アクセス権を変更して実行ファイルのところに
チェックをいれ、そのままデスクトップでダブルクリックを
したところ簡単にダウンロードできた。

しかしながらそのままでは日本語が一切表示できない。
再び、解決策を求めて調べていると

http://tomcat.nyanta.jp/sb2/sb.cgi?eid=192

に解決法を書いていてくれてあったので、大変助かりました。
感謝して早速利用させていただきました。
まずシナプティックマネージャーを使って

* libqtcore4
* libqtgui4
* libqtnetwork4
の3つをインストール
次にホームフォルダー内の
google earth フォルダーを
開き

* libQtCore.so.4
* libQtGui.so.4
* libQtNetwork.so.4
を削除してやると
普通に日本語で表示されるようになる

2009年4月2日木曜日

parsix2.0の感想

parsix2.0の感想
PClinuxOS(PClOS)と同じコンピュータに入れていたが
gnomeのPClOSとコンピューターが
キンキンと音をたててきしむ
くらいだったのに、parsixの方は
なんの問題もなく動いていた。
性能の悪いモニターでもsidux同様かなり高い
解像度が出せた。(現在使用中のモニターの性能が悪いため
ubuntu系では低い解像度しか出せなかった。)
また立ち上がりのスピードもかなり速く、
ハードの認識力もknoppix譲りで良好。
ただ軽くてはやい反面、繊細なところがあって、
起動時にgnome設定デーモンの認識が
怪しいときがしばしばあり、例えば、時間が立つと直るのだが、
しばらくの間設定したテーマが出せなかったり、とくにログイン時
のサウンドやクリックサウンドが鳴るときと鳴らないときが
あったり、ログイン後しばらくログインサウンド
が止まらなかったりすることがあった。テスト版なので
ある程度仕方のないことかもしれない。
gnome環境なのだが、とにかく軽さと扱いやすさが印象に残っている。
PClOSではかなり重い動画もあっさりと見ることができた
かなり万能でsiduxやubuntuなどのソースリスト
を貼り付けてもちゃんとインストールができた。
ただ調子に乗りすぎるとHALがいかれてしまうことが
あるので、あまりリポジトリはふやさないほうがいいようだ。
日本語化してみると、一つ一つのアプリケーション
やメニューに非常に丁寧な注釈がつけられていて、
日本語化はUbuntuに勝るとも劣らないくらいで
Linuxの中ではかなりきちんとしていて、
ほとんどのアプリが日本語化に対応していた。
kdeのデスク環境も入れることができて、そこでの日本語
化もgnomeにまけず劣らずちゃんとしていた。
linuxは有名どころの最近のものでも
日本語化がもう一つということが多い。
せっかくよいディストリでも日本語がちゃんと
していないと相当、がっかりすることがある。
Ubuntuが上手にマルチ言語環境を導入して
成功しているのを考えると他のディストリももう少し
なんとかしてほしいと思う。

PClinuxOSの感想

gnome/kdeの両方のバージョンを使ってみた.
以前はとくに日本語のヴァージョンが
なかったのだが、今はGnome、kdeともに
日本語版が用意されている。live cdの部屋
にも日本語化されたものがあり、多分こちらの方が
使いやすいのではないかと思われる。
インストールは言語の問題を除けば驚くほど簡単
だった。
コンピズフュージョンがデビアン系のそれとちがって
動作が細かく、グラッフィクが恐ろしくきれいだった。
クリック音やログインサウンドもしっかりしており、
かすれたり、使っている途中で音がしなくなるという
こともなかった。
モニターの認識も良好でアナログのモニターでも
、性能の悪いデジタルのモニターでも1024×748
程度の解像度が出せた。

日本語の入力については
何度かやってみたところ
kde版はscimがgnomeのほうはuimがいれやすかった。
(この逆を何度かやってみたが、どうしても入らなかった。)
一応kdeが本来のものでgnome
のほうが新しいらしい。
kde判は#apt-get install task-gnomeでgnome
環境を入れることもできるが、これは
もとから準備されているgnome版とは
中身が少しちがっていた。


nvidiaのドライバーを入れるのも簡単でkdeの方は最初から
必要なものがすべて入っていたので、コントロールセンター
からすぐに入れることができた、gnomeの方はおそらく
CDの容量の関係からか、nvidia-settings等のパッケージが
入っていなかったので、これをsynapticで
installしてドライバーをいれてやればうまくできたように思う。

完成度が極めて高く、グラッフィックも美しい。
ほとんど触る所がないくらいだが。
難をいえば、すこし重たいことで、これは
使っているコンピュータの性能がよくない
せいもあるかもしれない。
おなじコンピュータにparsixを入れていたので
よく比較ができたのだが、
時々すごく動画が重くてつながらなかったり、
1時間くらい使っていると、
きしむような金属音が鳴り出すことが
よくあった。

そのほか、kde版ではそれほど
問題はなかったがgnomeのほうで一部のファイル
が詰め込みすぎのせいか、重くて容易に開かないということがあった。

rpm系のパッケージにもかかわらず、シナプティックマネージャを
使うことができるのだが、
それもデビアン系のものでシナプチックを使った場合
と比較するとかなり遅い。
gnome版では、一応使うことはできたのだが、チェックGメールを使う時
必要のない警告が何度もでるというエラーがあった。
いいOSだと思うがどうも重たいという印象をぬぐいきれなかった。

(追記2012年現在、gnome版は開発停止している。)

2009年3月26日木曜日

parsix2.0その他の設定

1.効果音をつける→esoundをいれてやる。

参考にさせていただいたサイト
http://lets-ubuntu.yui.at/tips/tips_pulsesound.html

2.2チャンネルブラウザv2cを入れるには?
javaが初期設定では入っていないので、java6.0をいれてやる。
後はv2cダウンロードして設定してやる。

3.カイロドックはdebianのソースコードを貼り付けて
あとはメニューをこさえてやる。

(補足2010 3/14)cairo-dockはglx-dockに
いつの間にか移行してしまい、現在このデビアンのレポジトリー
は使えなくなってしまった。


(Debian cairo-dock32 bits AND 64 bits)

deb http://repository.cairo-dock.org/debian stable cairo-dock

認証キー
wget -q http://repository.cairo-dock.org/cairo-dock.gpg -O- | sudo apt-key add -

(補足2010 5/4)glx-dockのカイロレポジトリーglx-dockに切り替わった。新しいレポジトリー

deb http://repository.glx-dock.org/debian stable cairo-dock
を/etc/apt/sources.listに加えてやる。

認証キー(ルートで端末に入力)
#wget -q http://repository.glx-dock.org/cairo-dock.gpg -O- | sudo apt-key add -
4.kde環境にする
#apt-get install kde

注意点1):キーボードがUSのキーボードに切り替わってしまう
ので設定Japan106に変更しないと日本語入力ができなくなる。
(kde-i18n-jaをinstall)
注意点2):log-in時のdefaultはgnomeにしておく
もしkdeにしてしまった場合はtext mode時にルート権限でkdeではなく
kdmと入力する。
注意点3):一応kde環境になるがkdeともとから入っていたgnomeの
ごたまぜになる。
5.xfceにする
#apt-get install xfce4
上に記したのと同様キーボードが変更されるので
日本語キーボードへの切り替えをする必要がある。
(xfceの場合xconfをいじらないと設定が変更できなかった
ように思う)

2009年3月22日日曜日

parsix nvidiaのvideoカード

PClinuxやUbuntuだとかなり簡単にvideoカードが入れられる
ようになったみたいだし、ずいぶんましにはなったようだが、
相変わらずlinuxでvideoカード環境を構築するのは、大変な
ようだ。
このあいだsiduxのフォーラムを読んでいたところ、
videoカードの入れ方でいろいろな意見がわかれて、
まだ解決されていないようだ。
自分もネットの情報をもとにいろいろやってみたのだが、
まだうまくいってはいない。
siduxの場合リリースノートを読んだ限り、3d環境は
ソフトの権利の問題もあってか、本来搭載していないらしい。

去年にparsixでコンピズを試したところ、マニュアルどおり
にやったら、簡単にできて、ファイヤーウォールの異常
まで解消したことがあったのだが。
どういうわけか今回はぐだぐだだった。
parsix2.0のtesting3を使ったのだが、test段階
のせいか,しょっぱなから音がでなかったりして調子が
わるかったということはあった。
updateとキーボードの切り替えを
すませて、user'guideどおりに端末から
# apt-get update && apt-get install nvidia-kernel-`uname -r`
そのあとアプリケーションメニューにある
ルートのファイルブラウザからファイルシステム>etc>x11>xorg.conf
の目安としては上から1/3くらいのところにあった。
Load ”GLlcore”というのを消してLoad ”glx”とし、
ページの下の方にある section Driverのなかの
"nv"を"nvidia"に変えた。
あとは端末から# echo nvidia >> /etc/modules
で#rebootすれば、nvidiaのマークの画面が一瞬
表示されて、それでnvidiaのvideocardモードに
切り替わるはずだった。
が、いつまでたっても、画面が立ち上がらず、結局
xwindowさえ立ち上がってこなかった。
しかたがないので、text modeのままで
名前とpasswordを入力。
前にデビアンを使っていたときにnvidia-settings
とnvidia-xconfigを使ったら、video環境が構築
できたことがあったので、いちかばちかでこの方法
を試してみる。#権限ででたらめにnvidia-settings
とnvidia-xconfigをインストール#でnvidia-xconfigを
入力してxconfの書き換えを試みた。
そのあと再び
# echo nvidia >> /etc/modulesして
#reboot一度目は見事に失敗。
めげずに、もういちど# echo nvidia >> /etc/modulesして
#reboot
何度か同じような作業を繰り返したら、
なんとかX画面が復活したけれど、今度は
解像度が変、メニューの解像度の変更
を試してみたが、なにかおかしい。
#nvidia-settingsを入力して解像度
を変更、なんとか解像度の変更はできたが
そのあとメニューの解像度の変更がずっと
パネルに表示されたまま固まってしまい、
削除することも一切の変更も受け付けない。
firewallは前にやったときはこの状態
になると”起動に成功しました”と
いう青信号マークが出るのに、
赤信号のままだった。
後で振り返って原因を考えてみたが
どうもモニターとグラッフィクスカード
の設定を忘れていたのではないかと
思われる。
相当無茶なことをやったので、
etc/x11/をのぞいてみるとxorg.confが
本来1つのはずのxorg.confがコピーに加えて
3つになっていた。
その後、なんとかコンピズはできたのだが、
デスクトップの解像度を切り替えたら、
また設定が飛んだ。Xの設定になにか
影響があったらしい。rebootするとまた
Xwindowが立ち上がらない。ふたたび
テキストモードから
echo nvidia >> /etc/modulesして
#reboot
今度は一度で復旧した。
なんとかドライヴァーをいれることは
できたが、今回はあまり参考にはならないかも。
(補足2010年3/14パーシックス3.0以降やり方が
変わっているので、このやり方は使えない
新たに3.0以降のもののドライバーのいれ方は
別のところに書いておいた。

2009年3月4日水曜日

siduxの感想

siduxをつかってみた感想
ubuntuやfedoraやopensuseと比較すると非常に軽く
インターネットの切り替えも素早かった。
起動が力強い感じできびきびとした感じは
Ubuntuを使っているときのいらいらを
感じさせず、それなりに心地がよかった。
(現在Ubuntuも高速起動化をはかっているらしい。)
desktopが色々と切り替えられるところもおもしろい。
kdeのauranousはまだ少し不安定な気がして、
pontusの方が新しいカーネルでは起動しにくいが、
まだきちんと動いてくれるようだった。
Xfceのほうはなかなかきちんと動いてくれたが、
screenletsの一部で動作しないものがあった。
またフォントの入れ直しを行いはしたが、どうしても
フォントが汚かった。
これはメタインストーラーで他のデスクトップに
きり替えてやると一応きれいにはなった。
リリースノートにも書いてあったが
3Dのビデオドライバは未だに十分だとはいえないし、
導入も簡単ではなさそうだった。
virtualboxは不安定な時もあったがわりと簡単に使えた。
また、youtube等のフラッシュについても
画像のゆがみ、画像のカクカクした感じはubuntuや
他のOSに比べて良いとはとても言えない。
ただこれはlinux全体に
言えることだろう。
一方で作業用として使うならば、メモなんかが
非常に使いやすく工夫されている。

結局万能のデストリビューションなど
そうあるものではないということか。

2009年2月20日金曜日

puppy linuxのこと(感想)

パピーリナックスは初心者でもかなりとっつき安く
使いやすいリナックスだと思う。

knoppix 同様に one CD Linuxには違いないが、
CDは入れるだけで後はメモリーの中だけで動き回る。
要するにknoppixや普通のLinuxは一度起動すると、
CDを抜くことができないが、
パピーはCDから読み取りが完了すれば、CDを抜いても、
リセットするか電源を落とさない限り、そのまま使いつづけられる。
だからCDを抜いた後に新たにDVDをいれて映画を見るような
こともできる。最初からフラッシュなんかも入っていて
DVDもほとんど見ることができた。
100メガ程度の容量なのでかなり性能の低いPCでもさくさく
動いてくれる.
誰でも使えるようにかなりシステムが直感的で簡略化されている
(作者の言葉によるとno brainでも使えることをめざしたらしい)
いきなり使っても簡単にCDが焼けた。
自分でカスタマイズしたリナックスを逆にハードからCDにやいて
自分専用の1CDリナックスも作れたし、キーホールテレビも
やろうと思えば見れるらしい。

パッケージの管理がやや独特なのだが、マニュアルがかなり詳しく
書いてあり、日本語のフォーラムがしっかりしていて様々な情報を
特にログインしなくても閲覧することができた。
詳しい内容のかかれた本があればいいなと思ったりもしたが、
マニュアルとフォーラムでほとんどのことがわかるから、結局
必要ないだろう。

個人的な思い出としては、メモリーで動作するリナックスなので
メモリーをこえる量のダウンロードをするとデスクトップ
が吹っ飛んで大変なことになってしまったことがあった。
常にパネルの右下にあるメモリーの残量に注意してそれをこえる
データを落とさないように注意しないといけない。
あと、webがよく突然に落ちることがあった。

リナックスの場合、かなり有名なリナックスでも
日本語の表示が不完全だったり、日本語入力ができなかったり、
することも多いが、これも日本語のフォーラムが
しっかりしているせいか、はなから日本語化されたCDを手に入れる
ことができる。

http://openlab.jp/puppylinux/


のサイトの中程にあるダウンロードのところから
最新版をえらんでとってこれる。

レスキュー用にも使えるし、一家に一つは
置いておいてもよいリナックスだと思う。
新たなリナックスを導入して
パーティションを作り直す時やxconf
の設定を誤ってXwindowが起動しなく
なったときなどいつも、お世話になっており、
ありがたく使わせてもらっている。