2011年12月14日水曜日

Joli os サウンド設定の切り替え

Joli osをノートパソコン
にいれて使っていたところ

サウンドの設定がどうもおかしい
アナログのヘッドフォンの設定
にしてあるのに、再起動すると
アナログのアウトプットに勝手に
戻ってしまい、スピーカーから
音が出てしまう。

パルスオーディオがはいっているかどうか
確認してみたところすでに入っているようなので
サウンド設定を扱っている
/etc/asound.conf
を調べてみたところ
asound.confが見当たらないので
以前にaptosidのところで使ったasound.comf
http://tibiwan8-linux.blogspot.com/2011/02/aptosidxfce.html
をいれてやった。

やり方は
geditでasound.confの設定をコピー
してやり、それを端末からmv
コマンドで/etcに放り込んでやる
というもので、再起動してやると
無事にサウンドの切り替えができるように
なっていた。

2011年12月13日火曜日

Fedora系の3つのデスクトップ

最近Debian ubuntu系のリナックスが人気がある反面
Fedora系がデスクトップとしてはもう一つ振るわない。

本家のRed hat自体が個人用のデスクトップからもっぱらサーバー
向けのディストリになってしまいいままで使われてきたパッケージ
のメンテナンスや今後新たにデスクトップむけのアップリケーション
などが積極的につくられるかがわからなくなってしまっている。

またFedoraはその方向性として実験的で常に最新性を追い求めて
いてデリケートになりがちで最近ますます専門的になって
しまっているようで自分のような初心者には
手が出しにくそうだ。

しかしそれでもFedoraの最新の技術はやはり魅力的だった
のでなんとか簡単にあつかえないかと考えた。

そこでFedoraを直接使うのではなく、
その系列でしかもFedoraから改修が
施された使いやすいディストリがないかと
思い、調べたところFedoraベース
の数少ないdistroの中では次の3つが代表的ものだった。


①Fuduntu 

このネーミングはわかりやすく、いかにもFedoraの最新技術と
Ubuntuの使いやすさがミックスされたような印象をもった。

CDから使ってみると、たしかにUbuntuのシステム
に似ていて便利で日本語化も簡単だった。
パッケージもapt-rpmで、Fedoraのパッケージマネージャー
で管理されていた。

デスクトップ環境はgnomeでデフォルトでデスクトップ
にドックがあるのだが、ドックはcairo-dock
ではなくAvantをもちいており、カイロドックに比べると
アニメションの機能などの見栄えの機能は劣って
いるがそのぶんシンプルで使い勝手がよかった。
flahsh等non-freeなコーデック類も最初から入っていた。

ただ実際インストールして使ってみたところ、
UbuntuについているようなJocky等のグラフィックドライバー等を
自動認識してくれるアプリがない為、自力でドライバーを探して
入れてやらなければならず、Ubuntuほどには簡単に
あつかえなかった。

Fedoraのバージョンに対して大分遅れているのも気になった。
(これを書いている段階でのFuduntuはFedora14に対応しているが
Fedora自体はすでに16がリリースされている。)

インストールした時点での
バージョンはFedora13の改良版だったので、
もしかしたら最新版ではさらに改良が施されているかもしれない。

(追記2012 2/4)64ビット版はインストール直後一度設定を終えた
あと二度と立ち上がらなくなった。
フォーラム等でバグ情報をしらべたがどうも日本語環境と関係あるようだ
3回インストールをためしたが同様の結果だった。
ドライバーの異常ではないかと重い
コンピズを削除してみたが結果
かわらずだった。
(追記終了)

②kororaa linux
(追記)スペルミスが多いことから
名前がkorora linuxに変更されたようです。(追記終了)

以前に紹介したことがあるがFedora15対応のものが最近でた。
もともとはgentoo linuxの派生だったがgentooのrepository
のメンテに開発陣がくたびれてしまいその後sabayonの派生を経て
一度は休眠状態になりその後FedoraのREMIX版として
再生したというディストリだそうだ。
パッケージの管理はやはりapt-rpmで
kdeのバージョンだと
  • yum extender
  • synaptic
  • kpackageマネージャー
の3つのGUIのパッケージマネージャー
が備え付けられていた。

最初synapticマネージャーがあるのを見つけたときは
Debian系のdistroをもっぱら使っている
人間としては大歓迎だったのだが、
Repositoryの問題かプログラムがおかしいのか
新規のインストールができず役立たずだった。

しかしyumexもしくはkpackgeマネージャーの2つ
が無事につかえるので問題はなかった。

アップデートの際は端末からapt系のapt-get update
とyum系のyum updateコマンド
の両方がつかえるのだがyumの方が処理がはやく感じられた。

Fedoraに対しては若干遅れ気味だが
それでも現時点でFedora15に対応している。

③Fusion
これだけは自分が直接使ったことのないもの
なので海外の批評記事を参考に書いている。
ある意味Fedoraのremixとしては本来一番はじめ
に紹介されるべきものだった。

レポジトリーはフェドラとの互換性100%をうたっており、
デスクトップはgnome3を採用、メニューはLinux mint
のミントメニューを使って利便性を図っている。

Fedoraと違い最初からコーディック類も入っているそうだ。
updateマネージャーおよびソフトのパッケージ
マネージャーはフェドラのものを使っているらしい。
現時点ではFedora15に対応している。

ただ直接インストールして使ったことがないのでこれ以上
のことは残念ながらわからない。
参考)Desktop Linux Review

2011年12月6日火曜日

Joli os 1.2

Joli osのデスクトップ

最近はリナックスでも容量が大きくて
DVDで起動させてやらないといけないもの
も多い。

今使っているラップトップはCDドライブ
しかないので、ONE CD Linuxの
のなかで何か、面白そうなものがないか
さがしていたところJoli osというのを見つけた。

基本的にはubuntuの改良だがクラウド化
を強く意識していて、OSの設定を除いて
アプリはほぼクラウドに特化しており、
Ubuntu同様gnomeのデスクトップ
にもかかわらず、見た目が一見して異なる。

とにかくネットアプリが充実していてオフィースソフト
やメモやノートやメールなどほぼ
ブラウザを利用したネットアプリがデスクトップから
直接使え、簡単にダウンロードできる。
そのため、OS付属のソフトを使わないので
ハードディスクやcpuへの負担が少ない
割に、さまざまなアプリケーションを
扱うことができる。

その反面ネットアプリに頼りすぎているので、  
日本語環境はどうしても
元のUbuntuより落ちてしまい
英語がある程度使えないと
ネットアプリを使いこなすのは
大変そうだ。

またデスクトップ上から直接ネットアプリ
にアクセスできるが
ブラウザを最大にしているときに
デスクトップやウインドーを切り替える
のが少し面倒なところがある。

Ubuntu本来のローカル
アプリケーションも使える。

2ページ目

デスクトップ
の2ページ目の
local Apps>more apps
をクリックすると
Ubuntu本来の
コントロールセンターや
メニューが収納されていて、
ここから端末や
synapticマネージャー
を起動できる。
more apps

日本語化はほぼUbuntuの場合と同じで
言語サポートもmore appsのところから行える。

以前は日本語入力に問題があったらしいが
現在ではUbuntuと同様に
Synaptic managerにRepositoryを
追加してやれば、
グーグル日本語入力等も使うことができる。

なおインストールして使うさいには
コミュニティーへの登録が必須
になっている。

2011年11月14日月曜日

linux mint debian edition

前から使ってみようと思っていたが、日本語環境が良くないとのことで
遠慮していたが、knotixが壊れてしまったので、
一度試してみた。

日本語化について
ライブCDの部屋から日本語版が出ているようだが
あえて自分で日本語化してみた。

いつもどおりisoファイルはdistrowatch
からダウンロード。

無事起動後
端末を開いてルート権限で
#dpkg-reconfigure locales
を入力
ja_jp-utf8を追加し、defaultの言語
に設定
$locale
を入力してlocale
がどうなっているか確認したあと

/etc/defaultにあるlocaleのファイルを
geditで開き
LANG=ja_JP.UTF-8
LANGUAGE=
LC_CTYPE="ja_JP.UTF-8"
LC_NUMERIC="ja_JP.UTF-8"
LC_TIME="ja_JP.UTF-8"
LC_COLLATE="ja_JP.UTF-8"
LC_MONETARY="ja_JP.UTF-8"
LC_MESSAGES="ja_JP.UTF-8"
LC_PAPER="ja_JP.UTF-8"
LC_NAME="ja_JP.UTF-8"
LC_ADDRESS="ja_JP.UTF-8"
LC_TELEPHONE="ja_JP.UTF-8"
LC_MEASUREMENT="ja_JP.UTF-8"
LC_IDENTIFICATION="ja_JP.UTF-8"
LC_ALL=
を貼りつけて一度ログアウトすると
日本語になった。
(特に日本語フォントをインストールする必要なかった)

念の為端末に
$locale
を入力して再確認
日本語フォントが今ひとつという話だったので
確認したがデフォルトでUBUNTUフォントが使われていて
きれいだった。

日本語入力
一度アップデートを#aptitude update
もしくはパッケージマネージャーの再読み込み
で行ったあと
synaptic managerを検索すると
ibus-mozcが入っていたので、
ibus-mozc
im-config
ibus-anthy
ibus-gtk
ibus-gtk3
などを片っ端からインストール
してやったところibusでの
入力が可能になった。

インストールするつもりならば
CDの段階で日本語化の確認だけは
しておいたほうがいいだろう。

感想
OSの動作自体は
アプリの設定を自力
でしなければならなかったり
終了時に認証をしなければ
ならないというような
面倒くさい点は
確かにUbuntu
というよりDebianの動作
に近い感じだ。

ただ噂で聞いていたより
はきちんと動作しているし
ミントのアプリも使える。

追記)firefoxのflashの設定に少し
問題があるかもしれない。
いつもニコニコ動画のコメント
を入力して確かめるのだが、
日本語はうてるがなぜか英語がうてなかった。

(Mate desktopではこの問題は解消された。)

追記2)google chromeを使うと
上記のフラシュの問題は生じなかった。

追記3)linux mintはDebian editionについては
arch linuxやGentooなどで古くから行われていた
ローリングリリース制度を採用している.
従来リナックスは新しいバージョンが
出るたびに再インストールや面倒なディストアップグレード
を行わなければいけなかったのが、
このシステムが採用されれば必要なくなる。


現在自分が知る限りでは
Open suse(tumble weed repositoryが必用)、Foresight linux、Fuduntu,aptosid
などですでに採用されており、
Ubuntuも将来的に移行するのではないかと
言われており、Debianでも検討されている模様。


2011年11月5日土曜日

aptosid xfce 32bitの場合の googleearth6.3 フォント修正

google earthをダウンロードし
installする。

1)/opt/google/earth/freeにある
(修正2011 1/11ファイルの名前が間違っていました
尚kdeの64ビットで同じ方法で文字化けの修正は不可。)
libQtCore.so.4
libQtWebKit.so.4
libQtGui.so.4
libQtNetwork.so.4

を削除。
2)replacement.7zをダウンロード
展開後libfreeimage.so.3
libphonon.so.4
の二つを/opt/google/earth/free
に貼り付ける。
注)この際replacement.7zの中の
libQtCore.so.4
libQtWebKit.so.4
libQtGui.so.4
libQtNetwork.so.4
は使わない。

3)pluginの中身は
入れ替えてやる。

最後に/opt/google/earth/freeの中の
googleearthファイル
の最後から一つ手前の行に
export LD_PRELOAD=libfreeimage.so.3
を貼りつけて確認

2011年10月16日日曜日

kanotix googleearth6の文字化け解消

Ubuntuのgoogleearth6でのもじ化けを
Kanotixでためしてみた。

主にデビアン系列のOSの場合
Ubuntuでのあんきょさん事例を参考にさせていただきました。

貴重な情報ありがとうございます。

私の場合はKanotixでやったのですが、
必要なファイル(libQtCore.so.4やlibfreeimage等すべて)は、
googlehelpのサイトでrmtk313さんがパッケージ化してくれていて

http://www.google.com/support/forum/p/earth/thread?tid=3fe67ea84f63bcd8&hl=en
上のサイトのrmtk313さんの書き込みの中程にある

I have all the files packed.
http://goo.gl/GxLQw
から落とせます。

rmtk313さんファイルを使わせていただき有難うございます。
Thank you very much Mr.rmtk313.

あとはダウンロードしたファイル
(replacement7zという名前のファイル)
の中のgoogleearth以外を
/opt/google/earth/free
にコピペ(pluginも忘れずに)。

最後に/opt/google/earth/free
に元からあるgoogleearth(これだけは入れ替えない)
をgeditあるいはkwrite等
で開いて一番最後の行
LD_LIBRARY_PATH=.:$LD_LIBRARY_PATH ./googleearth-bin "$@"
とそのひとつ前の行
cd $script_path;
の間に
export LD_PRELOAD=libfreeimage.so.3を貼って
やるとgoogle earthの文字化けがなおります。
(追記1)googleearthのファイルについては
入れ替えないと書いているが、ubuntu11.04
では入れ替えても起動するとのことです。
ただし10.04で同様のことをやった限り
起動できず、写真(panoramia)を表示
することもできませんでした。

(追記2)
どうしても文字化けがいやな場合の最後の
手段として英語表示にする方法がある。
nautilusの隠しファイルを表示するをクリックして
/.config/Google/GoogleEarthPlus.conf へ
移動してlocale=en_USを[General]の項目の一番
下に追加すると英語表記になる。

(追記3)フェドラの場合
Japanese-bitmap-fontsを入れてやると治るということが
書いてあった。





2011年10月15日土曜日

PC linux OS 2011(kde)googleearth6.0.2の文字化け

まだ完全にうまくいったとは言えないが、
ネットでUBUNTUでのやり方を参考に
次のようなやり方を工夫してみた。
1)synapticで
googleearthをインストール
ルートのファイルマネージャーに行き
/opt/google/earth/free/
の中にある次の6つのファイルを
あらかじめどこかに保存した上で
削除。(失敗に備えるため。)
libcurl.so.4
libnss_mdns4_minimal.so.2
libQtCore.so.4
libQtGui.so.4
libQtNetwork.so.4
libQtWebKit.so.4

synaptic managerでlibfreeimage
とextract_rpmをインストールしておく

2)ネットよりrpmsearchを使って
libFreeImage3-devel-3.93-3pclos2010.i586.rpm
をダウンロードし先程インストールした
extract_rpmで展開
展開したパッケージ>usr>lib>libfreeimage-3.9.3.so
でlibfreeimage-3.9.3.soを取り出し
/opt/google/earth/free/に入れてやる。
(UBUNTUではpluginsを触るがpclosではいじらない)

3)/opt/google/earth/free/の中にある
googleearthというファイル
(google-earthという区切りbarのない方)
をkwriteで開いてやり、
最後の行の
LD_LIBRARY_PATH=.:$LD_LIBRARY_PATH ./googleearth-bin "$@"と
一つ前の行の
cd $script_path;
の間に
export LD_PRELOAD=libfreeimage-3.9.3.so
を貼りつけてセーブ。
(最後の番号のところは自分がネットから落としたヴァージョンで変わる。)


これで起動できるはずだがやや不安定で
立ち上がらなくなる時もある。
また数回起動すると一度ログアウトしないと
起動しない。

ちなみに失敗して立ち上がらなくなった場合
はgoogleearthをsynapticで
uninstallしたあと
/opt/google/earth/free/
に残っているファイルをすべて
削除しもう一度インストールすると
もとには戻る。(文字化けのままの状態)

(追記)この方法だとpanoramio の写真
が出ない。