前から使ってみようと思っていたが、日本語環境が良くないとのことで
遠慮していたが、knotixが壊れてしまったので、
一度試してみた。
日本語化について
ライブCDの部屋から日本語版が出ているようだが
あえて自分で日本語化してみた。
いつもどおりisoファイルはdistrowatch
からダウンロード。
無事起動後
端末を開いてルート権限で
#dpkg-reconfigure locales
を入力
ja_jp-utf8を追加し、defaultの言語
に設定
$locale
を入力してlocale
がどうなっているか確認したあと
/etc/defaultにあるlocaleのファイルを
geditで開き
LANG=ja_JP.UTF-8
LANGUAGE=
LC_CTYPE="ja_JP.UTF-8"
LC_NUMERIC="ja_JP.UTF-8"
LC_TIME="ja_JP.UTF-8"
LC_COLLATE="ja_JP.UTF-8"
LC_MONETARY="ja_JP.UTF-8"
LC_MESSAGES="ja_JP.UTF-8"
LC_PAPER="ja_JP.UTF-8"
LC_NAME="ja_JP.UTF-8"
LC_ADDRESS="ja_JP.UTF-8"
LC_TELEPHONE="ja_JP.UTF-8"
LC_MEASUREMENT="ja_JP.UTF-8"
LC_IDENTIFICATION="ja_JP.UTF-8"
LC_ALL=
を貼りつけて一度ログアウトすると
日本語になった。
(特に日本語フォントをインストールする必要なかった)
念の為端末に
$locale
を入力して再確認
日本語フォントが今ひとつという話だったので
確認したがデフォルトでUBUNTUフォントが使われていて
きれいだった。
日本語入力
一度アップデートを#aptitude update
もしくはパッケージマネージャーの再読み込み
で行ったあと
synaptic managerを検索すると
ibus-mozcが入っていたので、
ibus-mozc
im-config
ibus-anthy
ibus-gtk
ibus-gtk3
などを片っ端からインストール
してやったところibusでの
入力が可能になった。
インストールするつもりならば
CDの段階で日本語化の確認だけは
しておいたほうがいいだろう。
感想
OSの動作自体は
アプリの設定を自力
でしなければならなかったり
終了時に認証をしなければ
ならないというような
面倒くさい点は
確かにUbuntu
というよりDebianの動作
に近い感じだ。
ただ噂で聞いていたより
はきちんと動作しているし
ミントのアプリも使える。
追記)firefoxのflashの設定に少し
問題があるかもしれない。
いつもニコニコ動画のコメント
を入力して確かめるのだが、
日本語はうてるがなぜか英語がうてなかった。
(Mate desktopではこの問題は解消された。)
追記2)google chromeを使うと
上記のフラシュの問題は生じなかった。
追記3)linux mintはDebian editionについては
arch linuxやGentooなどで古くから行われていた
ローリングリリース制度を採用している.
従来リナックスは新しいバージョンが
出るたびに再インストールや面倒なディストアップグレード
を行わなければいけなかったのが、
このシステムが採用されれば必要なくなる。
現在自分が知る限りでは
Open suse(tumble weed repositoryが必用)、Foresight linux、Fuduntu,aptosid
などですでに採用されており、
Ubuntuも将来的に移行するのではないかと
言われており、Debianでも検討されている模様。