2011年2月14日月曜日

networktoolの日本語文字化け(linux mint xfce)

Linux mintでネットワーク・ツールの日本語文字化け

以前からubuntu系のLinuxで生じる文字化けで
いまだにそのままになっている問題のひとつに
ネットワーク・ツール
(メニュー>システム>システム管理>ネットワーク・ツール)
のループバックの文字がどうしても
化けてしまうというものがある。
以前に古いバージョンのネットワーク・ツールを
ダウンロードして使う方法を書いたが、
Ubuntuのサイトを見たところ文字の配列
の問題ということらしいので、ルゥープバックなら
表示できるかもしれないと考えていじってみた。

1)gettextをsynapticからダウンロード
(moファイルをpoにするときに端末からコマンドを使って使用)

2)同様にpoeditも落とす。

3)ネットワークツールの日本語訳のmoファイルをさがす。
linux mintのアプリの日本語訳は
/usr/share/locale-langpack/ja/LC_MESSAGESの中に.mo
形式でおさめられていて、そこに、
gnome−nettool.moのファイルがあるのでそれをコピーする。

(こういったファイルをいじるときのために
あらかじめデスクトップにルートのファイルブラウザ
があると便利。)

4)そのままの形式だとファイルを見る事すらできないので
mo形式のファイルをpo形式に変えてやる。
端末より$msgunfmt gnome−nettool.mo -o gnome−nettool.po
poファイルが同じディレクトリ内に作られるのを確認。

参考)mo fileの中身みるには

$ msgunfmt パッケージ名.mo
http://d.hatena.ne.jp/michihide/20090107/p1
を参考にさせていただきました。


5)poeditでこのファイルを開き、真ん中よりやや上にある
loopbackのところを探して、日本語訳がループバックになっている
ところをルゥープバックにかえてやる。
(追記;文字を書き換えなくても、単にスペースキーで2、3行ほど間をあけてやるだけでもなおる。)

6)poeditの保存を行って自動で再びmoファイルに変換

7)念の為にもとのmoファイルをコピーした上で
新たに作ったmoファイルを/usr/share/locale-langpack/ja/LC_MESSAGES
のところにいれて置き換えてやる。
プログラムを実行して文字化けが治っているか確認する。