2010年5月5日水曜日

debian lenny sudoを使う

1)端末をルート権限にして
#apt-get install sudo
でsudoをインストール

2)ルートのファイルブラウザで
/etc/をひらく
sudoersのファイルをさがして右クリック
しプロパティ>アクセス権をクリック
アクセスの読み込み専用
のところを全て読み書きにかえる。
(一番したは「なし」のままでいい)

3)gedit(テキストエディタ)でsudoersを開き
# User privilege specification
root ALL=(ALL) ALLの下に
新たに加えたいユーザー例えばtaroを
taro ALL=(ALL) ALL
のように書き込んで保存する

4)そのままsudoを使おうとするとmode
がどうのこうのと言われるので
もう一度sudoersのプロパティー
をいじって先ほど読み書きに変えた
ところをもとどおり
読み込み専用にもどしてやる。

5)$sudo apt-get update
でupdateができるかどうかを確認してやる。

(追記2012年4/16)
以前はとにかく端末をつかうのが
いやだったこともあってこんな面倒なやり方
をしていたが単にnanoをインストール
して端末より
#nano /etc/sudoers
で上記3)同様の書き込みを行って
やればよいだけの事だった。

nanoでセーブをするにはctrl+o
を同時押しする。

(追記)suとsudo 


sudoがデフォなのはほぼubuntu系のLinux
のみでほとんどのLinuxはとくに設定しない限りはsuを使っている。

管理者権限のsuコマンドはどんな設定変更もできてしまうので
この権限を制限するためにsudoコマンドがある。

windowsが本来一人での使用を前提にしていて
こういう管理者権限の制限をもっていなかったので、
会社などで複数の人がPCを共有する際に
よくロックがかかって 使えなくなるということがあった。

最近ではwindowsでも管理者権限の制限が行われ、
こういうことはなくなったようだが、Linuxの場合は
当初から複数の人間がPCをいじることを前提につくられていた。

Linuxでsudoが導入された理由は管理者が
suのパスワードでコンピューターをいじったあと
そのままにしてあった端末を他人が勝手にいじってデーター
を改ざんしたり、盗むことをふせぐのを目的としている。
だからコンピューターをいじるひとが一人しかいないような場合には
sudoを導入してもあまり意味がない。
(追記終了)

(追記2)
ここではGUIからsudoに変更していたが
普通はvisudoコマンドをつかう。
いぜんは文字どおりviをeditorとして使っていたので
viが扱えないとどうしようもなかったが、今はnanoをインストール
しておくと優先的にnanoが使われるので、
#visudo
で設定変更が簡単にできるようになった。






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