2010年5月24日月曜日

debian lenny(5.0)の道標(その2)

1)nvidiaのドライバーの入れ方
(注)ノートパソコンの場合は最初から
ドライバーが入っているようなのでここはとばして
次のマウスの設定に行ってよい。

端末をひらいて
$ uname -a
を入力し自分の使っているカーネルのナンバー
を確かめる。

ドライバーのインストールについては、下のサイトを参考にさせていただきました。
http://9change2debian.blogspot.com/2009/05/nvidia.html
(貴重な情報ありがとうございました。)

まずは先ほど確かめた自分のカーネルが2.6.26-2-686なら
synapticマネージャーをつかって、
(1)nvidia-kernel-2.6.26-2-686を落とす
同様に(2)nvidia-xconfig(3)nvidia-settingsを落としてやる。
その他の必要なパッケージ(nvidia glxやkernel-common)
は上記の(1)(2)(3)を入れると依存関係によって自動的にインストールされる。

失敗に備えて、xorg.confのコピーをとった上で、
端末よりルート権限で
#nvidia-xconfig
を入力しコンピューターを再起動する。
nvidiaのロゴがでたらOK。
(失敗した場合はOne CD linux等でxorg.confにコピーを貼り直す。)

2)ノートパソコンの場合のマウスの設定
ノートパソコンにLinuxを入れた場合、再起動後に
マウスが効かなくなる。
/boot/grub/menu.listをルート権限で
開いて自分がdefaultで使っているkernelの行に
i8042.noloopを書き足してやる。
例えば
kernel  /boot/vmlinuz-2.6.26-2-686 root=/dev/sda1 ro quiet
と書いてあるところの一番うしろに
kernel  /boot/vmlinuz-2.6.26-2-686 root=/dev/sda1 ro quiet i8042.noloop
のようにしてやる。
起動画面でブートオプションの最後尾にi8042.noloopを加えてやる
方法もあるようだ。
(参考)http://yk.tea-nifty.com/netdev/2009/03/debian-lenny-on.html

3)usplash等の設定
splashでsynapticを検索して
a)startupmanagerとgrub-splashimages
をインストールする。
この2つは起動時のグラブの画面表示を
変更する、解像度はいじらないほうがいい。
またグラブをいじるとブートオプションが初期設定に戻ってしまう
ので、2)のマウス設定をやりなおさないといけない。

b)usplashとusplash-theme-debian
のインストール。
この二つは起動時のテキストモードをusplash画面にかえる。

c)gnome-splashscreen-managerのインストール
splashの使用および変更を行う。
別のsplash-themeが使いたい場合はgnome-looking.org
もしくは、debian artあたりから落とせばいいと思う。

cpu等のセンサー
hardware sensors monitor
かcpu tempあたりが無難。

追記)すでにsqueezeが出てしまったが、今更ながら
気づいたことを書いておく
まず注意すべきこととして
削除の際に apt-get autoremoveの
コマンドは 使わない!
依存関係の以上で デスクトップごと
消えてしまうことがある。

debianの場合は 基本的には
パッケージ管理はsynapticで行うべきで
端末を使う場合はapt
のかわりにaptitudeを用いるようにとのこと
siduxの場合はaptitudeコマンド自体が使えない
ubuntuはどちらも使えたように思うが
Debianではaptはつかわないように
したほうがよい。(使う必要もない)