Sabayon linux KDE |
Parsixの4.0をLiveDVDの状態で日本語化しようとしてみたところ
いつの間にかGnomeが3.0 へと移行してシステムが変わってしまい、
少なくともインストールせず、LiveDVDの状態での日本語化及び
日本語入力ができなくなっていた。
(ハードにインストールすれば自動的に日本語化される可能性もある。)
まったく困ったことにGnome Desktopは現在、自分が知る限り、
Cinnamon、Unity、Gnome3の3つに分裂、それぞれに
日本語化や日本語入力化の方法が 異なるという
どうしようもない状況になっている。
そこで自分なりにKDEの64ビットで使えそうな
ディストリを眺めてみたところ
まだSabayonのKDEを扱ったことがないので挑戦してみた。
Sabayon linuxはGentoo系のLinuxだが、初心者向けに
工夫がされていて、パッケージの管理システムもGentooと違い、
グラフィックのインストーラーも付いている。
最初、インストールはUbuntu等で普通にやるように
CDから一度デスクトップを立ち上げた上で行おうとしたところ
パーティションを切る際、どういうわけかうまく行かず、
仕方ないので一度再起動後、起動画面の
グラフィックインストールを用いたところうまくいった。
日本語はインストール時に設定したものが、
そのままインストールされていて
特にいじる必要がなかった。
日本語入力
日本語入力は初期設定ではIbus−anthyになっている。
最近、本家の GentooでMozcが使えるようになっているので
こちらでも使えないかと試してみたところ簡単に使えた。
Sabayon9からアプリケーションのインストール方が
少し 変わったようでRigo application browser
という のを用いている。
アップデートなどもここから一括しておこなえて便利なのだが
まだ日本語化がちゃんとされていない。
検索窓にibus-mozc等のインストールしたいアプリケーション
の名前をいれてエンターキーを押すと installするかどうか聞いてくる。
インストールをクリックすると
confirm(実行)もしくはundo(やり直し)
を訊いてくるので、実行の場合はconfirm
をクリックする。
そうすると左のように
artification is required (認証が必要です)
というウインドーが表示されるので、
パスワードを入れてやると
インストールが開始される。
インストールがうまく行くいったら
OK、Thanksをクリックして終了。
非常に便利な仕組みになっているが、
すべてのアプリのアップデートには半日ちかくかかった。
Gentooの血筋のためかubuntuやdebianよりは
ダウンロードに時間がかかるようだ。
追記1)コーデックス等は最初から入っているので
ubuntuやdebianのように別のレポジトリ-を探してインストール
する必要はなかった。
追記2)ibusが自動起動しなかったので 、
自動起動の設定のやり方
メニュー>システム設定>起動と終了>自動起動
を開きプログラム追加をクリック、システム>ibusで
ibus-daemon --ximというコマンドを追加してやった。
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