そろそろOpen Suseの新しいヴァージョンが出そうなのに
今さら11.2のことを書くのもどうかとは思うが
最近になってやっと使ったので、Linux初心者として
その印象を書いおこうと思う。
Open Suse は今まではあまり良い印象がなかった。
以前は言語環境の問題が大きかった。
日本語があまりよくなく、
たしか以前のバージョンでは
インストール時に日本語でインストールすると
バグが生じるので英語でインストールしなければ
ならなかった。
今回は日本語まわりは、かなり
良くなっていて、入力もscim
を使っていて手書き入力もできるようだ。
uimでの入力も可能だった。
それぞれのアプリの説明に至るまで
日本語訳がおこなわれていて非常に
使いやすくなっていた。
rpm系はグラフィックがかなりきれいで
外観やフィーリング的な点は
Debian系列のおとなしい雰囲気
に比べると洗練されておしゃれで
使い心地もシャープだ。
一度インストールしてしまえば
それほど重くもない。
カイロドックもDebian系とは
設定から異なっていて
ゴミ箱のアプリがないとか
テーマの設定ができない
とかいったことはなく、きちんと
起動してくれた。
ビデオや音声のコーデック
あるいはグラフィックボードのドライバー
のようなノンフリーのものは最初からは
入っておらず、yastからは落とせないようで
ネット上のあちこちをさがして
落としてやらねばならず、初心者にとって
はこういったコーデック類をさがすのは
以外に大変だった。
(Linux mintのように最初からこれらが入っているものもある。)
パッケージの数はrpm系OSの中では
多いほうだと思うが、
ヴァージョン違いのものも
含めているようなので、
ヴァージョンが異なると
Debian系のものと違って
動かないことが多そうで、
(それどころか故障の原因になりそうなので)
みかけほど使えるものは多くなさそうだ。
Suseはもともと初心者が簡単に使える
ことを意識したOSでターミナルなど
をほとんど使わないでいいように作られており
たいていのLinuxでは知らずにはすまない
コマンドも使わないですまそうと
思えば使わなくていいくらいだ。
Yastという管理システムが、発達し
システムを集中的に制御しているおかげだが、
その代わりDebianのパッケージ管理システム
であるシナプティックマネージャに比べて
動きは重く検索能力ではやや見劣りするように
思う。
(注)コマンド自体はrpm系のyum、 Debian系のapt
さらには独自で未完成のzypperの3系列がありややこしい。
こういったことに対しては
パッケージの追加と削除を別枠で
設けていたり、さらにパッケージ
の追加と削除にないソフトは
http://software.opensuse.org/search
からダウンロードすることで補われている。
重いという意見も多く、あまり日本人には
なじみのないOSだが、以外によかった。
Linuxで今までわからなかったことや気づいたことや 自分が試してみたLinuxのメモや感想について書いています。 このほどタイトルを変更しました。 あくまで個人の体験に基づいたものなので、間違いもあるだろうし、 思い込みで書き散らかしているところもあるでしょう。 参考にする場合はあくまで自己責任で おねがいします。
2010年4月25日日曜日
2010年4月7日水曜日
vinelinuxでgnubiffの設定,ibus-mozcの設定
メールの通知はいつも
gmailnotifyを使っていたが
vineに入っていないので、
代わりにgnubiffというソフト
を使ってみた。
1)アプリケーションの追加と削除
からgnubiffをインストールする。
2)端末を開いて
$gnubiff --help
するとオプションが出るので
パネルの通知スペースに
表示したい場合、
-nと--systemrayを組み合わせ
gnubiff -n --systemtray
というコマンドをつくり
これを自動起動するアプリの
コマンド欄に入れてログイン
した時に自動でパネル上に表示
させるようにする。
3)gmailを通知させる設定
パネルのgnubiffを右クリックし
preferanceをクリックして
mailboxを選び、
下のpropertiesをクリック
Name:gmail
Type:pop
Adress:pop.gmail.com
Username:自分のGメールアカウント
Password:自分のGメールのパスワード
Detailsを開いてauthenticationで
SSLをえらんでやると自動でポートが
995になる。
最後に忘れずapplyをクリックしてOK。
(補筆2011年4/7) ibus-mozcが入れられること
を知って試しに入れてみた。
まずvineを5.1から5.2にアップグレード
synapticで検索をかけて落とす。
メニュー>アプリケーション>システムツール>アイバス
でセットアップ
設定>ユーザー向け>自動起動するアプリ
をひらき
いつも通りコマンドをいれる
コマンドはibus-daemon
これでlogin時に自動でibus
が起動する。
vineの場合はこれで起動できたが、
ibus-daemon関連のコマンド
をより詳しく知るには
端末からibus-daemonの
ヘルプを確かめる事を
お勧めする。
gmailnotifyを使っていたが
vineに入っていないので、
代わりにgnubiffというソフト
を使ってみた。
1)アプリケーションの追加と削除
からgnubiffをインストールする。
2)端末を開いて
$gnubiff --help
するとオプションが出るので
パネルの通知スペースに
表示したい場合、
-nと--systemrayを組み合わせ
gnubiff -n --systemtray
というコマンドをつくり
これを自動起動するアプリの
コマンド欄に入れてログイン
した時に自動でパネル上に表示
させるようにする。
3)gmailを通知させる設定
パネルのgnubiffを右クリックし
preferanceをクリックして
mailboxを選び、
下のpropertiesをクリック
Name:gmail
Type:pop
Adress:pop.gmail.com
Username:自分のGメールアカウント
Password:自分のGメールのパスワード
Detailsを開いてauthenticationで
SSLをえらんでやると自動でポートが
995になる。
最後に忘れずapplyをクリックしてOK。
(補筆2011年4/7) ibus-mozcが入れられること
を知って試しに入れてみた。
まずvineを5.1から5.2にアップグレード
synapticで検索をかけて落とす。
メニュー>アプリケーション>システムツール>アイバス
でセットアップ
設定>ユーザー向け>自動起動するアプリ
をひらき
いつも通りコマンドをいれる
コマンドはibus-daemon
これでlogin時に自動でibus
が起動する。
vineの場合はこれで起動できたが、
ibus-daemon関連のコマンド
をより詳しく知るには
端末からibus-daemonの
ヘルプを確かめる事を
お勧めする。
2010年4月6日火曜日
linuxmint gnome 64bit arora browserの設定
最近aroraというブラウザをよく使うのでその設定を書いておく。
1)synaptic managerでaroraを落とす。
2)ibusだと日本語入力できないので
scimに変える。
3)scim-qtimmを入れてやる。
ただこのままだとf10キーを押すとタブ
が開く設定になっているので、それを変更する
アプリケーション>設定ツール>設定エディタ
を開く
(設定エディタは初期では隠れているのでメニュー
を弄って表示させてやる。)
desktop> gnome> interface
と進み
「menubar_accel」の値を
「F10」のところを消すか
他のキーに置き換えてやるといい。
1)synaptic managerでaroraを落とす。
2)ibusだと日本語入力できないので
scimに変える。
3)scim-qtimmを入れてやる。
ただこのままだとf10キーを押すとタブ
が開く設定になっているので、それを変更する
アプリケーション>設定ツール>設定エディタ
を開く
(設定エディタは初期では隠れているのでメニュー
を弄って表示させてやる。)
desktop> gnome> interface
と進み
「menubar_accel」の値を
「F10」のところを消すか
他のキーに置き換えてやるといい。
2010年4月5日月曜日
ubuntu9.10 DVDを見るためには?
ノートパソコンの光学ドライブを
DVDに交換したついでに
ノートパソコンに入れていた
UbuntuのDVDの設定をやり直した。
Ubuntuの場合、他のディストリと違い
ビデオカードのドライバー
の問題は起きないが、
DVDを見る方法だけは
バージョンの変わる度に毎回
微妙にやり方がちがっていて、
また情報もあまりにも多くて、
意外とややこしい。
1.レポジトリーをはる。
synapticを開き、設定>レポジトリー>他のソフトウェアー
の追加ボタンをクリックし
deb http://packages.medibuntu.org/ karmic free non-free
を追加して貼ってやる。
再読み込みすると、gpgkeyがないとか言ってくるが
とりあえず無視。
medibuntuを検索しmedibuntu-keyringにチェックを入れて
インストール
あとは
libdvdcss2
w32codecsを検索して同様にインストール
これだけでいけると思ったがいくつか
検索でひっかかったコーデックを
いれてやったところ、なんとか
DVDが見れるようになった。
DVDに交換したついでに
ノートパソコンに入れていた
UbuntuのDVDの設定をやり直した。
Ubuntuの場合、他のディストリと違い
ビデオカードのドライバー
の問題は起きないが、
DVDを見る方法だけは
バージョンの変わる度に毎回
微妙にやり方がちがっていて、
また情報もあまりにも多くて、
意外とややこしい。
1.レポジトリーをはる。
synapticを開き、設定>レポジトリー>他のソフトウェアー
の追加ボタンをクリックし
deb http://packages.medibuntu.org/ karmic free non-free
を追加して貼ってやる。
再読み込みすると、gpgkeyがないとか言ってくるが
とりあえず無視。
medibuntuを検索しmedibuntu-keyringにチェックを入れて
インストール
あとは
libdvdcss2
w32codecsを検索して同様にインストール
これだけでいけると思ったがいくつか
検索でひっかかったコーデックを
いれてやったところ、なんとか
DVDが見れるようになった。
Vinelinux5.1の感想
Vineは前に一度使ってみたことはあったが、
今度5.1になったのをきっかけに
64ビット版を使ってみた。
本来は日本語環境で使えることを売りにした、
国産のリナックスで、vlfontなどの
日本語フォントを産み出してきた
まさに日本人のためのリナックスで,
一時期は相当もてはやされていたようだが、
最近は,とりわけデビアン系のリナックス
では日本語が使える環境が相当
整備されてきているので、
もはや日本語が最初から使えるというだけでは
目立った特徴とはいえなくなってきているようだ。
ただ今回使ってみたところ、
使いやすさの点で大幅に改善が
なされていた。
メニューから
システム>システム管理>
アプリケーションの追加と削除
という項目があって
制限つきソフトウェアとして
ノンフリーのコーデック
やadobeフラッシュや
nvidiaのドライバーなどが、
クリック1つで簡単にインストールできる
仕組みが作られていて、すごく便利だった。
64ビットのものは意外にフラッシュが
入れにくかったりするのだが
それもこの追加と削除の
おかげで簡単にできた。
予想通りrpm系のディストリ
は動画がきれいだった。
ブラウザはいくつかためしてみたが、
ミドリブラウザとエピファニーでは
フラッシュが入らず、動画がみれなかったが
外部から落としたoperaは完璧に動いてくれた。
実用性という点では、日本人が
使いたいソフトが充実していて
以前から優れているとは思っていたが
デザインはじみなせいかあまりよい評価は
うけていない。
コンピズヒュージョンや
ドックのようなデザイン関連のことなどは
あまり考えていなかった様だが
そういったことも
今回多少はましになっていた。
ただどうしてもレポジトリーが小さい
せいもあってかどこか中途半端ではある。
個人的にはrpm系のカイロドックは
デビアン系列のものより、動きがなめらかで
見た目も美しくテーマも豊富なので使ってみたかったのだが、
レポジトリーに入っていなかった。
何とか0から入れてみようかと思って、tar玉を
落としてみたのだが、
自分の力不足もあってインストールできなかった。
そこでかわりにアヴァントのドックがあったので
これを使ってみたのところ一応ちゃんと起動はした。
ただアプレット用のエクストラのプラグインが無いため
なんとも中途半端な状態になってしまった。
メールの通知はいつもgmailnotifyを使っていたが、
これも見当たらないので、代わりにgnubiffという
のを入れてみた。
今回はx84_64のものをインストールしたのだが
リナックス自体がまだ64ビット機に本格的に
なじんでいないせいもあってか、
いくつかのアプリケーションがきちんと追加されなかった。
またいろいろなところでの評判では以前のものより動きが
わずかに鈍ったらしい。
自分で使ってみた感じとしては
同じパソコンに入れているlinuxmintに比べると
起動時の速度がすこしおそく、重いようだ。
日本語入力についてはscim-anthyが初期設定
になっていた。
漢字の変換システムについてはいろいろなものが
使えるようだが、基本的にscimとの組合わせに
なっているようだ。
実はuimが使いたくていろいろいじってみたのだが
使えなかった。
(64ビットだとmintでもuimは使えなかった。mintは32ビット
だとuimは使えた。)
今後どうなっていくかはわからないが、
結局、国産のlinuxはほとんどがrpm系列という
こともあり、どれもパッケージの数が少なく
拡張性がやや低いように思う。
今度5.1になったのをきっかけに
64ビット版を使ってみた。
本来は日本語環境で使えることを売りにした、
国産のリナックスで、vlfontなどの
日本語フォントを産み出してきた
まさに日本人のためのリナックスで,
一時期は相当もてはやされていたようだが、
最近は,とりわけデビアン系のリナックス
では日本語が使える環境が相当
整備されてきているので、
もはや日本語が最初から使えるというだけでは
目立った特徴とはいえなくなってきているようだ。
ただ今回使ってみたところ、
使いやすさの点で大幅に改善が
なされていた。
メニューから
システム>システム管理>
アプリケーションの追加と削除
という項目があって
制限つきソフトウェアとして
ノンフリーのコーデック
やadobeフラッシュや
nvidiaのドライバーなどが、
クリック1つで簡単にインストールできる
仕組みが作られていて、すごく便利だった。
64ビットのものは意外にフラッシュが
入れにくかったりするのだが
それもこの追加と削除の
おかげで簡単にできた。
予想通りrpm系のディストリ
は動画がきれいだった。
ブラウザはいくつかためしてみたが、
ミドリブラウザとエピファニーでは
フラッシュが入らず、動画がみれなかったが
外部から落としたoperaは完璧に動いてくれた。
実用性という点では、日本人が
使いたいソフトが充実していて
以前から優れているとは思っていたが
デザインはじみなせいかあまりよい評価は
うけていない。
コンピズヒュージョンや
ドックのようなデザイン関連のことなどは
あまり考えていなかった様だが
そういったことも
今回多少はましになっていた。
ただどうしてもレポジトリーが小さい
せいもあってかどこか中途半端ではある。
個人的にはrpm系のカイロドックは
デビアン系列のものより、動きがなめらかで
見た目も美しくテーマも豊富なので使ってみたかったのだが、
レポジトリーに入っていなかった。
何とか0から入れてみようかと思って、tar玉を
落としてみたのだが、
自分の力不足もあってインストールできなかった。
そこでかわりにアヴァントのドックがあったので
これを使ってみたのところ一応ちゃんと起動はした。
ただアプレット用のエクストラのプラグインが無いため
なんとも中途半端な状態になってしまった。
メールの通知はいつもgmailnotifyを使っていたが、
これも見当たらないので、代わりにgnubiffという
のを入れてみた。
今回はx84_64のものをインストールしたのだが
リナックス自体がまだ64ビット機に本格的に
なじんでいないせいもあってか、
いくつかのアプリケーションがきちんと追加されなかった。
またいろいろなところでの評判では以前のものより動きが
わずかに鈍ったらしい。
自分で使ってみた感じとしては
同じパソコンに入れているlinuxmintに比べると
起動時の速度がすこしおそく、重いようだ。
日本語入力についてはscim-anthyが初期設定
になっていた。
漢字の変換システムについてはいろいろなものが
使えるようだが、基本的にscimとの組合わせに
なっているようだ。
実はuimが使いたくていろいろいじってみたのだが
使えなかった。
(64ビットだとmintでもuimは使えなかった。mintは32ビット
だとuimは使えた。)
今後どうなっていくかはわからないが、
結局、国産のlinuxはほとんどがrpm系列という
こともあり、どれもパッケージの数が少なく
拡張性がやや低いように思う。
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